lizardbrain

だらだらぼちぼち

祭りのあとなのか前兆なのか

2012年10月03日 10時20分39秒 | 音楽

坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンゴールドに達郎がゲスト出演した回の留守録MDを、さっき聴き終えた。

坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンゴールドは、良くも悪くもゆる~い番組で、しいて良い方に表現すれば『肩のこらない番組』というしかない。
2時間近くのオンエアの間、この二人の間で大した話題が出るわけではない。
基本的に一流ミュージシャンの2人がくだらないことをだらだらとしゃべくっているのが常なのだが、例えば拓郎のデビュー当時というかデビュー前夜の頃の話とか、エレックの頃、あるいはフォーライフ設立時のいまだから言えるこぼれ話、はたまた設立当時は赤字に苦しんでいたフォーライフを社長として立て直した話とか、それとも時空を隔てた2回のつま恋でのライヴのきっかけやら楽屋話やら、、、、、、、、、
今でしかここでしか聴けない裏話が拓郎の口から出る時がある。
長い放送時間の間のほんの一瞬であるが、それが例え5分間であっても10秒間であっても5秒間であっても3秒間であっても、ついつい耳をそばだてて聴いてしまう貴重な瞬間が突然やってきたりする。
その貴重な瞬間も、これまた突然に元のどうでもいいだらだら話に戻ってしまうのである。
あまりだらだら話やら製作側が考えたつまんない企画コーナーが続くと、早送りしてしまう事さえある。

それじゃどうしてワタクシ自身、どれだけ世間で節電を呼びかけられようが気にも留めずにこの番組を毎週留守録してるのかというと、その貴重な一瞬がいつやってくるかがわかんないからでもある。
もっとも、ワタクシは坂崎幸之助のアコギの演奏力には敬服するものの彼が所属しているアルフィーには全く関心が無いから、拓郎とその周辺の話題にしか反応しないのだが、、、、

で、ここからは本題として、
先日、10月1日に達郎をゲストに迎えてオンエアされた番組の感想だが、

まあ、達郎がやってるFM番組じゃなくて、しょせん、先ほども言ったようにオールナイトニッポンゴールドなのだから音楽的にコアな話題が出るわけでもなく、始まって40分くらいはPC触ったり他の事を一切しないで番組を聴いていたのだが、ちょいと飽き気味になってしまい途中から『ながら聴き』モードに移行したのは許して欲しい。

終盤で、(例によって)くだらない曲名当てクイズで拓郎に勝った達郎に坂崎から
「勝った達郎さんは、拓郎さんからなんでも欲しい物を奪えますよ。何がいいですか?」
と、たずねられた達郎は
「う~ん」
とうなったまましばし返答せず。
(というか、返答に困ったんだろう。)

「じゃ、ライヴの招待チケットをお願いします。2枚で。」

と、ようやく希望を口にすると、たぶんチケットの手配にイマイチ自信が持てなかったんだろう、今度は拓郎の方がちょっと困った感じになったものの、その場はそれで終了。
もしかするとチケットは既に完売しているのかもしれないが、オンエアでは、そのあたりを濁していたが、何があってもきっと達郎のために招待チケットを用意するのは確定的だ。
と言うことは、もしかすると、今度の拓郎のライヴで達郎まりや夫妻が観客席に座る可能性が大きくなったわけで、
だから、もしかすると拓郎のライヴに行ったら、近くの席ではないとしても達郎まりや夫妻がいる同じ会場で拓郎の唄を聴ける可能性が大きいわけだ。
こんな事なら、今回の拓郎のライヴが発表された直後の(たぶんエイベックスがやってた)先行抽選に応募しておけば良かったなぁ、、、、
もしくは、先行予約抽選の申し込みをする時にもっと力をこめてクリックすれば良かったなぁ、、、、
も少し右手人差し指に力と願いを込めてクリックしていれば、チケットが買えたのかも知れないなぁ、、、、

と反省しきり。

過去に中島みゆきや陽水がこの番組にゲストで出た時は、番組内の一部のコーナーへの出演という感じで途中から帰ってしまったのだが、達郎は、結局、放送開始から終了までず~っと出ていて、どちらかというと下らない話題にマジに答えていたのが好感度さらにアップかな。

どうせなら、ずいぶん以前に拓郎がザ・バンドをバックにツアーを計画して、ほとんど実現寸前まで行きながら、タイミングの悪い事にボブ・ディランからザ・バンドにツアー同行をオーダーされて、ザ・バンド側はボブ・ディランの方に行ってしまったというエピソードが、今回の番組内で交わされていたら、達郎の食いつきはもっと強かっただろうな。

でも、まあ、番組はテキトーでも、番組終了後に3者のコアな音楽談義が花開いただろうという事は想像してしまう。


達郎オールタイムベストと同日に『ぴあ』が達郎超特集号として復活。