富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

前橋国際大学「シャロン祭」で世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群の伝道活動を実施

2015年10月31日 22時46分07秒 | 世界遺産伝道師協会

前橋国際大学「シャロン祭」

 正面ホール入り口には予定の8時半より少し遅れ到着したときにはB場副実行委員長、I上伝道師、N島伝道師が荷物の搬入を待っていてくださいました。B場さんには種々の対応を丁寧にしていただき感謝しております。
 今年の「シャロン祭」は10月24、25日の二日間にわたり夏から秋に移り変わる季節に開催されました。
 一日目
 24日は天候にも恵まれ汗ばむような天気でした。
 会場は例年通り1号館2階の教室で、準備はベテラン伝道師の方々に的確な対応をして頂き9時半前にはすべての準備か完了しました。
 のぼり、世界遺産説明パネル、メインパフレット、子供用パンフレットの配置、1回目の繭は木嶋伝道師が煮繭してきてくださいました。 次回には、座繰り体験の案内板を用意したいと考えています。
 教室の前にのぼりを立ててパンフレットを配り、パネルの前で世界遺産について、とても熱心に聴いてくれる方もいて張り合いがありました。


写真(N島進さん、S澤さんとK嶋さん)
 また、「座繰り」は60人くらいの方が体験しました。体験者は女性の方が圧倒的に多く小さな子供から高齢者の方まで目を輝かせて取り組み、自分の繰いた糸を持ち帰りました・
 広場:キャンバス・コモンには模擬店が多く並びお昼時には焼きそば等を買い求める多く並んでいました。 
 K嶋(静)、I上(雄)、N島(進)、S澤、、Y沢(午前)の5人が参加しました。
 二日目
 夜半からの木枯らし1号による強風の影響を避けるために模擬店等のテントは撤去されており道具類も建物の中に避難されていました。真夜中の作業は大変だったことと思います。
 朝も風が止むことは無くお客の出足への影響も心配でした。
 二日目と言うことでのぼりを出して扉を外し、後は煮繭が終われば準備万端です。
 当日の参加者はT山、U井、Y澤、S藤(勉)、Y沢の5人で取り組みました。
 シャロン祭への参観者も多少少ないかとも思われましたが座繰りは途中途切れたかと思うとまた並び自称4歳の2歳の子から70歳位までの約70名の方が体験されました。

(写真Y澤さん、U井さん)

 平田学長さんもおいでになり参加への謝意を述べられました。大森副学長さんはご家族連れでおいでになり、お子さんが楽しそうに座繰り体験をしました。
 パネル解説では荒船風穴は時間切れで見学できなかったと残念がる方や見学した富岡製糸場や田島弥平旧宅の大棟が時を経ても真っ直ぐな形を維持しているのは基礎の手を抜かない昔の職人の技と感心していました。
 玄関ホールでは賛美歌や素敵な合唱も流れていました。
 昼食は交代でとりました模擬店がなく食堂へ行きましたが麺類は長蛇の列で学園祭定番のカレーライスを慌てて頂き教室に戻りました。
本年も外部の参加団体は前橋ハローワークと伝道師協会のみでした。
 伝道師の参加が少なく建物外部でのパンフレットの配布がほとんど出来ませんでした。 
Y.Y 記

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西邑楽高校での学校キャラバン・座繰り体験と世界遺産の講話

2015年10月31日 22時33分46秒 | 世界遺産伝道師協会

西邑楽高校での学校キャラバン

10月5日西邑楽高校での学校キャラバンに参加しました。学校の近くにはぐんま絹遺産にも登録され大泉文化村資料館として使われている旧対比地家住宅がありますが、当日は月曜日休館日で内部は見ることが出来ませんでした。
 当日はT比地伝道師、N田伝道師、Y田伝道師、Y沢伝道師が活動しました。
 学校へ到着すると当時は校長先生・教頭先生は出張されており、S藤事務長さんとM田先生が出迎えてくださいました。

 西邑楽高校は昭和51年に開校した高校で普通科、スポーツ科、芸術科と私にとってはこの組み合わせは新鮮な感覚でした。
「明るく・強く・美しく」を校訓として種々の分野で活躍をしており、当日はカヌーの国体参加の垂れ幕が下がっていました。
 今回の学校キャラバンは普通科3年生の地・歴選択生徒さん60名を対象に2クラスに分けて日本史授業の一環として取り組んだとのことです。
 1クラス実質40分の中で世界遺産の講話と座繰り体験とかなり忙しい取り組みでした。

 生徒さんの挨拶に続き私たち伝道師の自己紹介の後、座繰り担当のN田さんとY田さんは別教室に移り、講話が始まりました。。
 T比地さんは地元の出身と言うことで今では見られないが、かつては桑畑多くあったことや大泉文化村には資料館として使用されている旧対比地住宅は養蚕農家建物の内部の様子全体を見ることの出来る貴重な建造物との説明がされ、見学を勧めました。
 「富岡製糸場と絹産業遺産群」の講話はパワーポイントを使用しての講話ですが、富岡製糸場等へ行った人は1クラス3,4人程度で、物理的な距離が影響していると思えました。
 T比地さんの時に背景まで入れての講話に生徒さん達は熱心に聞き入りこの世界遺産を始めとした蚕糸業の発展により安価で高品質な大量生産が可能になったことや明治以降の日本の近代化の礎になったことが理解されたようです。
 講話が終わるとN田さん、Y田さんが準備してくれている階下の座繰り会場へ移り座繰り体験です、あらかじめ指名されていた5人の生徒と続いて7,8人の生徒が座繰り体験をしました。全員の体験は出来ませんでしたが繭から糸がほぐれていく様子を熱心に見ている生徒や繰き終わって蛹が見えるようになった「蛹しん」を手にとって、「これは食べられるの」と聞いたり、皆興味深く取り組んでいました。

 小枠に巻き取った糸はクラス毎に切り取って渡されるとその白さと輝きに感動していました。
 2クラス目の座繰り時間は少し延びて希望する生徒さんや先生にも体験して頂き終了しました。
 座繰り体験をしたのは学校キャラバンに参加した生徒のみならず、講話の最中に座繰り教室に来た公民選択の生徒さんや先生達も多数参加できて、より幅広い学校キャラバンになったと思われます。
 事務長さんとM田先生に見送られて西邑楽高校を後にしました。

               Y.Y 記

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