前橋市立桃木小学校での活動報告
令和5年10月2日(月)前橋市立桃木小学校で四年生2クラス48名対象の学校キャラバンを行いました。
当校は前橋市の北東に位置し、近くには校名にもなりました【桃木川】が流れています。
本日の会場は昨年と同じ体育館で講話と座繰り体験をクラス毎に交代して行いました。
講話担当はM田悟さんとR本木さんで、座繰り体験はJ保さんとH岩さんが担当しました。
R本木さんとH岩さんは共に学校キャラバン初参加で、これから学校キャラバンをはじめ他の伝道活動にも大いに参加して頂ける様に期待しています。
R本木さんにはこれから先、講話を担当していただきたいとの思いから、M田さんの講話の傍らに座っていただきました。
講話のM田さんは本校でも、校舎の写真を基に建物の大きさ、長さ・はば・高さを割り出して示し、富岡製糸場の大きさと比較して伝えましたので、児童の皆さんの理解は深まったと思いました。
養蚕の説明では、赤ちゃん蚕にばい菌が付かないように共同飼育場では白衣を着てマスクをかけてお世話をして、その後農家で大切に育てたお蚕は五齢になると一日に六回も桑をもらってもりもりと大きくなって、体の中は繭の素でパンパンになりますと映像を見せながら説明しました。
お蚕は約一か月で卵から一万倍の大きさに成長することを伝えますと「すごい」「早い」「えらい」など驚きの声が上がりました。
座繰り体験はJ保さんの主導で行って、先ず繭を煮て糸口を出す説明から始まり、座繰り器に糸をかけて右手でみご箒をもって、左手で座繰り器のハンドルを持って回してと、お手本を見せました。
又、糸口の出し方や接緒も体験中に必要に応じて説明しました。
初参加のH岩さんは順番待ちの児童が手持無沙汰にならないように、厚紙で作った糸巻きを使って【糸巻き巻き】体験のお世話をしました。
糸巻きを始める前に何方の学校でも同じ約束をお伝えしますが、今日も「手や指など体には絶対巻かないでください」と伝えてから始めました。
糸口が切れてしまって「切れました」と持ってくる児童もいましたが、見よう見まねで束子を使って糸口を出してみたり、力を掛けずにゆっくり巻くと平らに巻けることを会得したりと、学習能力のすばらしさを目の当たりにしました。
2・3校時に亘って2クラスが交代して講話を聞いて、座繰り体験をして、本日の学校キャラバンは無事終了しました。
後片付けを済ませてから職員室にご挨拶して解散しました。
本日の担当はM田悟さん、J保千代子さん、初参加のR本木真弓さんとH岩瑞恵さんとY田節子の五名でした。皆様大変お疲れ様でした。 (Y田:記)