いよいよ薪造りをやっている。昨秋雑木を切ったものをストーブ用の長さに切っているのだ。切るだけならさほどでもないが、太いものはどうしてもゆき（ここらではマサカリのことをそう言う）で細かく割る必要がある。目のとうったものなら簡単に割れるが松や節のあるものはてこずる。これが腰や腕に慣れるまでは、たいそう力を入れているから筋肉痛である。
そんな筋肉痛をかかえながら、夜の歯ブラシに外へ。満月だろうか、しかも靄がでてきているせいだ、その靄でお月さんがぼんやりと赤くなっている。
それから部屋に入って窓からお月さんを眺めると、もう靄は消えたのか満月が煌々と照っている。
