除夜の鐘

2011-12-31 20:29:13 | 日記
 昨晩遅く長男が帰ってきて、今晩後の二人も帰ってくるとかで
久しぶりに全員がそろうとかで、お母さんはおせち料理に三日前
ぐらいからやっている。自分の部屋の掃除をする。拭き掃除は毎

日しているが、自分の部屋となるとこれがなかなかぎりぎりまで
しないのだ。基本的に無精な人間なんだと思う。それから縁側の
障子を張れとのこと、これらは幼いときからやらされているので

得意分野らしい。これは長男にまかせて、大根や蕪、ネギなどを
雪の下から掘ってくる。夜これまでは子供たちが小学生になった
ころからずっとトランプ、セブンブリッジだがやっていた。年に

一度このときだけおもいっきりする。中学生ぐらいごろからかお
金をかけるようになってこれも大はしゃぎで、去年まではもうみ
んな着いていたから、ことしも末の女の子などはこれを皆してす

るのが楽しみで帰ってくるらしい。さて除夜の鐘である。この寺
には立派な梵鐘がある。旧檀家で氷見晃堂さんというかたが(故人)
木工芸の人間国宝で寄進したのだ。これを撞く。小生は読経。今

年一年のおもいと、新年ご挨拶の読経である。
 どうぞみなさまもあたらしき一年であることを念じ上げます。

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雪下ろし

2011-12-30 18:22:39 | 日記
 今日はくもり、時々雪が降っている。昨晩水が出なくなってもう
なのだ。食器洗いも大変なんだ。これは自前で水を引いていること
の、マイナス面でしかも月に一度の割合で断水するから、まぁとい

う感覚なれど、さすがに冬場は車が使えないから、夜に出向こうと
いう思いは消えるよ。それで、朝出かけたら西川さんがすでに直し
てきており一安心。風呂薪を積んである。一年分を夏に造る。それ

が3カ所に分けて積んである。風呂当番、つまり燃やす人は交代で
する。持つていきやすいところから、持って行くものだから2カ所
の積んである場所からそれぞれ持ち出しており、持ち出したところ

だけが、大きな穴があいており、雪が降り積もるとその薪の屋根に
なっているトタンが、折れ曲がってしまうことになる。そんなこと
になったら、せっかくの薪が台無しだから、釜近くの薪小屋に収納

するとともに、2所の積み場を一カ所にする。男衆4人でやっさも
っさと、それがおわって車庫の雪下ろしである。トタンがもう錆び
ていて、雪がすべらなくなってしまう。去年も古い小屋を雪でつぶ

された。今年も昨日の雨で、旧薪小屋がつぶれた。雪は新雪からじ
ょじょに重みを増し、雨など降ろうものなら一気に10倍はなろう
というものだから、侮れない。怖いのである。そんなわけでこの冬

初めての雪下ろしだった。

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大掃除

2011-12-29 22:39:15 | 日記
 気温が一気にゆるんで雨である。温暖化現象などときいたのは、
ずいぶん前である。それは、冬の最中に雨がはじめて降った時、そ
うおもった。そういえば去年の冬は雨降らなかったような気がする。

 雨が降るとやっかいなのは、道路はまだ積雪があるから、ずるずる
の雪になって四駆の車でも寺の坂を上るのが厄介になる。この時期宅
急便の車などが頻繁に来るものだから、運転手さんたちにはほんに気

の毒なことになる。車を下において、走ってくるのだけれどたいがい
足下はズックであるから・・・。彼ら郵便やさんも含めて荷物を運ぶ
人たちにとっては、ワーストワンの場所であるらしい。だからこれま

でも彼らの車が脱輪したとかのトラブルは数多いのであるがそれも冬
に集中するのである。いやはやごめんなさいである。
 ところで今日は大掃除の日。ぼくは竃辺りと臼などを片付けた。そ

れから本堂の掃除、ふだんは触らないお位牌をどかして拭き掃除であ
る。この仕事も幼いときからやらされた仕事で、なにやら親のことや
兄弟のことを思い出すのもこんなときである。しばらくやっていると

身体の芯から冷えたようで、昼食のあつあつうどんがうまかったなぁ。
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談志

2011-12-28 22:27:08 | 日記
 今日は手紙書きやら、荷物だしで一日が過ぎたね。談志のdvdを
友達が持っていて借りた。夜に早速みた。枝雀が好きでね。なんと
いうか、大阪人の極みというのんか、とことん迫るかんじにぼくな

んぞは弱いのだろう。顔を見るだけで参ってしまう。円生や先代の
正蔵も好きなんだな。真面目な江戸気質というのが気に入っている
のだと思う。で、談志である。以前からなにやらご縁があって談志

の弟子や孫弟子がここでも芸をきかせてもらったことはあり、そし
てなによりもいろいろな噂、談志の落語はすごいの類いなれど、き
いてはいたからね。今日聞いただけで全部判断することもやぼとい

うというものなれど、なんなのだろう講座できいているはなしとい
うより、呑み友だちの中で一人はしゃぐやつがいて、そいつのはな
しをきいているという。今日はそんな印象だったな。
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大根堀り

2011-12-27 22:19:20 | 日記
 大根を使うからとってきてと連れ合い。冬の仕事でこの大根堀りと白菜
堀りが冬の醍醐味かな。3メートル積もったときなどはそのまままっすぐ
には掘れないものだから、階段を造りながらで土に触れると土の臭いをは

じめてかいたのもその時だった。土ってこんな臭いするのかと。一応棒は
立ててあるけれど、白菜などはずいぶんと迷いながら掘り進むことになる。
大根20本。抜いて横に並べた大根の上にもみ殻、土を被せてあるから、

土さえよければ後は傷つけることなく手でとる。とった大根をいつもなら
一輪車にのせて運ぶことが出来るけれど。ないからコンテナに入れて運ぶ。
子供たちがいたときは、必ずソリが会ったけれど今はもうソリなどないも

のね。大根20本を持って畑から持ってくるというなんでもない作業がも
うそれだけで汗びっしょり、なかなかいい仕事なのだ。雪国の情景を知ら
ない人にはこんなことをいうてもピンとこないだろうな。新雪の雪の上を

歩くのはまさしく一歩一歩を踏みしめてゆくわけで、手ぶらでもたいへん
だけんど、右手にコンテナ左手にスコップなどを持ってゆっさゆっさと。
いやはや人が食べるということは、すごいことだなと思う瞬間でもあるね。
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