虎の尾

2014-06-30 20:32:40 | 日記

 植物の名前って、いったいだれがいつ付けたんだと気になると止まらなくなるときがある。名前で、ほとんどその印象を決めるから。それがユーモアとかんじたり、なるほどとおもったり、えーっとおもったりのいろいろなれど、この虎の尾は最初に聞いたときから、印象が強く花が咲くのを待ちわびているところがある。名前を覚えることが不得手なものとしては、珍しきことなんだ。


2014-06-29 18:12:44 | 日記

 梅雨だというのにこちらは空梅雨で、ひと月は雨らしい雨降っていない。先日も水源地に出向いたおり、ほとんどぎりぎりの水量なんだと認識した次第。こういうことは真夏以外あまり考えられないことである。それほどに降っていない。ここの生活は、生活用水はもとより田畑も沢水でまかなっている。まさしく天地の恵により暮らしている。

 昨夕久しぶりに雨が。夜更け朝方とかなり降ってくれ、お天道様の有り難さをまた味わうことになる。夕暮れ、散歩していて雨上がりの大地のあまいような、なんともいえぬ匂いがたちこめている。木々たちもうれしがっているかのような匂いである。


鈴虫

2014-06-28 18:01:22 | 日記

 今年も無事に鈴虫が生まれた。まだ写真をとっていないのですが、もう4、5日はたっている。彼らもけなげなもので、ちゃんと時期が来たら卵から孵るんだからたいしたものだ。去年の11月には卵となって産み落とされているから、ゆうに7ヶ月は土の中におることになる。蝉のたぐいは何年も土の中だというから、こちらのものさしなど通用するはずもないが、それにしても生命の不思議さは、いつでも驚くことばかりである。


猫は悩まない

2014-06-27 20:31:42 | 日記

 板橋興宗老師の書かれたもので、「猫は悩まない」というものがある。本そのものを読んでないから、何とも言えないのですが、おそらくその時その時を生きている。いつもただいま参上で生きている猫はえらい。それに比して人の悩むことの多さよ。と書いてあるだろうと勝手に予測している。ぼくとすれば、「人は悩む」というタイトルでものにしたいと、思っているくらいだから、猫は悩まないはそりゃどうもね。とおもっている。

 我が迷犬ハナ、最近後ろ足が具合が悪い。股関節か膝が具合が悪いらしく、びっこ状態になっている。人間ならぼく脚が具合が悪いから、散歩はもうだめです。となるはずである。人は気持の方から入るからである。しかしながら、ハナは散歩の時間になると待っていて早く行こうとせかす。けれど、びっこである。犬は悩まない。あらためて、お前はえらいなぁとおもった。


古事記のこと

2014-06-25 20:21:48 | 日記

 昨日は古事記の勉強会だった。こういう古事記、うーんつまり神話だけど、その時の政権が作らせた物語でもある。当時はこれを語りで聞かせていた訳で、文章としてふむふむそうなのか、などと納得して読む癖がついてしまっている現代人にとっては、神話にしても物語にしても当時の思いを汲み取れていないのじゃないか。ようはこちらが勝手読みをして、それで片付けてやしないか。などと思い出したら、まったく自信がなくなってしまう。その分きちんと資料にあたればいいものを、それもしないでぶつくさ言うのだから最悪のパターンだなとおもいつつ。