ふとんの花

2018-04-29 21:40:22 | 日記

 お天気は上々、それで恒例の布団干しである。屋根一杯にならべられたふとんたちは、花である。冬の間押し入れにおしこめられたり、またはいつも人にしかれぱなしで、せいぜいと伸びをしているようで。お陽様の熱をもらって、重さは軽くに大きさはふくれあがって、ゆったりに。人間でいえばいい温泉に入ったようなものか。


萌葱色

2018-04-28 21:26:23 | 日記

 萌葱色などという言葉も、そのありようも知ったのはこの山に入ってからだ。それは今日のような楢の木が、新緑で芽吹くと、お陽様に照らされて、銀色に光ったり、若葉色のうすいかんじ。萌黄色、こっちの字は黄色が使われているから、こちらの方が近いだろうか。葱色はかなり濃いからね。そんな産毛がひかるような色合いは独特で、色としては形容し難きところが、魅力なんだろうね。

 夜かなり丸くなったお月さんの淡い光の中で、かがやくその萌黄色の、モノトーンなれどそれがまたいろんなことを想起させる。なんだか愛おしいくらいいいね。


山桜

2018-04-27 21:43:29 | 日記

 枝垂れ桜がもう終るかなぁという頃、山桜が咲き出した。そんななか水稲の苗出し3回目である。今日は日本ミツバチの養蜂箱も出したのだ。桜のところにマルハナバチとともに日本ミツバチがいそうなのだ。ここ最近見なかったのだ。かれらは秋のカメムシ対策のための農薬散布や、除草剤散布にふくまれる薬にダメージがあり、それで極端に見かけなくなったのだ。昼から、市のゴミ捨て場にゴミを運ぶ。資源ゴミのビンなども指定のところまで。毎年この時期の仕事である。ゴミ捨て現場を見た息子云く、人が生きるためにどれだけのゴミをだすんかね。人だけがこの星でむちゃぶりしてすごいけれど、どうなるのかね。とは率直な感想である。人は人によってつぶされるだろうことは、想像できるよね。その海側の場所からかえるときも、山々では山桜が新緑のなか、ぽわぽわとやさしく咲いているのが見えた。


芽吹き

2018-04-24 21:58:40 | 日記

 このところ暖かい晴天が続いていた。それが昨夜から細かい雨が、途切れることなく降っている。木々たちはこの雨を待っていたのでしょう。今朝、山の景色は一変しました。芽吹きがはじまったのです。例年ならゆっくりと芽吹くものが一気に芽吹いたのです。なんなのでしょう。この自然のダイナミックさ。一夜にして景色を変えました。こんなこともあるのですね。


桜満開

2018-04-21 21:34:26 | 日記

 一気に気温は上がり、今日枝垂れ桜など10本ほどあるでしょうか、いっせいに開花しました。いままではソメイヨシノだけしかなかったのですが、あの天狗巣病が深刻になってから、いろんな種類の苗木を植えたのだ。それから10年ほども経っているのでしょうか。今ではそれぞれ一人前の立派な桜に育っており。開花するとそれは見事なものです。ソメイヨシノ系の薄いピンク色のものから、まるで桃の花色のような赤っぽいものまでありますね。