百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

季節の食材とその由来や歴史

2019-12-13 | 昆布

ごぼう・牛蒡

食物繊維が代名詞のごぼうはデトックス効果が高い野菜です。

大地の香りがし、シャキシャキした歯ざわりが心地よく、独特の風味が楽しめます。

切り方によって食感が異なり、水や酢水にさらしてから調理します。

ごぼうは平安時代に薬草として中国から伝わったようですが、根の部分を料理して食べるのは日本人だけだそうです。

キンピラや筑前煮、どぜう鍋にも欠かせませんね。

関東では北区滝野川が発祥の滝野川ごぼうが主流、千葉県の太めの大浦ごぼうや、しっとりした京都の堀川ごぼうなど産地が違うと特色も変わります。

香ばしいごぼう茶は健康的、サポニンが豊富です。

柔らかめのごぼうを選び、洗ってピーラーで薄く削る。

ザルに広げ、天日で乾燥させ、仕上げに低温のオーブンか野菜乾燥機、フライパンで乾煎りするなどしっかり水分を飛ばします。

空き瓶や缶などにお菓子や海苔についている乾燥剤を一緒に入れて保存します。

いただく時は少し煮出せばOKです。

 

牡蠣(かき)・カキフライの作り方

牡蠣が美味しい季節ですね。

腎の働きを高める牡蠣は亜鉛を多く含み、肌や髪の艶をよくしエイジングケアにも有効、味覚も正常に保ちます。

今日は、はがれにくい洋食屋さんのサクサク衣のテクニックのご紹介。

ひと手間でグンとパン粉が落ちにくくなって、サクサクに揚がります。

衣を作ります、ボウルに卵L玉1個、小麦粉大さじ1、水を大さじ1を加えてよく混ぜる(料理用語でこの衣をバッター液batterと言います。粉と卵、水やミルクを混ぜた混合物の意味です)。

後は、具材の水分をキッチンペーなどでしっかりとって塩、こしょうをふり、小麦粉を全体に軽く叩いたあと、衣にくぐらせてパン粉をしっかり押し付ける。

揚げるとツノが立つような生パン粉がサクサクして私は好きですが、お好みです。

 

白きくらげ・木耳・美肌スープ・肌乾燥

肌が乾燥しますね。

白きくらげは、貴婦人の美容食と言われるほど肌を潤す食材。

下処理として、とろみがでるまで約1時間半ほどたっぷりの湯で下茹でします。

コラーゲンと旨味の素となる骨つき鶏(塩麹を揉みこむ)とさらに煮込むと最強のツヤ肌スープになりますよ、体を温めたり滋養のあるものをプラスしましょう。

生姜のスライス、松の実、クコの実、ナツメ、玉ねぎや長ねぎなどを加えてゆっくり煮込み、薄味に仕上げます。

胃腸を整え冷えも改善する丁子をアクセントに加えても良いでしょう。

器によそい粗塩を添え、好みで黒胡椒や山椒の粉をふって全体を引き締める。

下茹でした白きくらげは甘味にも良いものです。

杏仁粉と氷砂糖、ライスミルク(アーモンドミルク、生クリーム)のデザートは温かくても冷やしてもおすすめのデザートです。

 

BY http://yumikoizawa138.jp/category/koyomi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする