百菜健美☆こんぶ家族ラボ

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耳は心で。

季節の食材とその由来や歴史

2019-06-08 | 昆布

クルミ・マカデミアナッツ・アーモンド・美肌・ダイエット

 

小腹が空いた時に食事の約30分くらい前に5〜10粒のナッツ類をよく噛んで食べると、食事後の血統値の上昇が緩やかになります。

私はクルミ好きなので、いつも持ち歩いています、中医学ではボケ防止にも有効とされ、栄養学的にもクルミに良質な脂に効能があることが判っています。

ナッツの中でもGI値が低く、悪玉コレストロールを減少させるオメガ3脂肪酸をとても多く含みます。

マカダミアナッツは風味が美味しい、含まれるパルミトレイン酸は血管を強くし、肌や髪をキレイにします。

アーモンはビタミンEが豊富、美女のアンチエイジング、ダイエットに最適なのは有名ですね。

 

バジル・ハーブ・ジェノベーゼ

 

写真

 

バジルを目の前にすると深呼吸したくなります。

鎮静作用、強壮作用があるスパイシーな香りはイライラも鎮めてくれますよ。

今日は綺麗なグリーン色のジェノベーゼペーストの作り方をご紹介します。

ハーブはそのまま使うより茹でると色がくすみにくくなります。

バジル、パセリ、イタリアンパセリ等合わせて40gほど使います。

硬い部分は落とし、熱湯に塩を加えてさっと茹でる。

氷の入った水に放してしっかり冷やして色止めをし、水気を絞ってボウルに入れる。

松の実やくるみを30g、潰したにんにく半かけ、粗塩、胡椒、茹で各汁少々、おろしチーズが無ければ粉チーズを半カップ、ハンドミキサーにかけて様子を見ながらオリーブオイルを半カップ弱少しずつ加え、清潔な密封容器で冷蔵庫保存。

色鮮やかなジェノベーゼはパスタはもちろん、茹で野菜やサンドイッチ、肉や魚の付け合わせ、スープに落とすとお皿の上が美しく映えます。

 

発酵食・漬物(つけもの)・糠漬け(ぬかつけ)


糠漬けつくりは発酵しやすいこの季節におすすめです、本格的な梅作業の前に楽しまれてはいかがでしょう。

精米したての生糠(ぬか)500gを用意します。

鍋に水2カップ強の水と粗塩70gを入れ溶かし冷ます、ホーローなどの密封容器にぬかを入れ、冷ました塩水を少ずつ柔らかく(ぬかどこらしく)なるまで加えてよく手で馴染ませる。

赤唐辛子2本、角切り昆布3㎝角2枚、あれば実山椒や生姜、粉辛子、干し椎茸などを適宜好みで加え混ぜる。

捨て漬け野菜を毎日変えて5、6日して熟れたらきゅうり等、軽く塩もみしてから本漬けします。

朝晩かき混ぜるのが理想ですが、最低でも1日1回は混ぜる、容器のフチについたぬかはキレイにふきとり、表面は平らにならして保存するとカビが生えにくくなります。

管理が難しい時は発酵してから冷蔵庫保存します。

乳酸菌やギャバがたっぷりの糠漬け、免疫力を上げイライラも防ぐ効果が期待できます

 

山椒・麻婆豆腐

 

真っ茶色の麻婆豆腐が出てくると嬉しい。

中国山椒(花椒)がたっぷりと入って、辛いと言うより舌がビリビリ痺れるくらいの容赦ない大人の四川麻婆豆腐。

材料があまり無い中で山椒、豆豉、辣油、豆腐、牛肉などで150年前ほど前に四川省に住む陳さんという料理上手な女性が作ったのが始まりだとか。

日本には昭和25年頃に、日本人向けに改良して広めたのが陳健民さん、有名ですね。

牛肉は体力を回復させて抵抗力を上げ、豆腐は身体を潤し、にんにく、生姜、ねぎ、唐辛子は血行を促進させ、発汗作用があります。

ごま油と合わせるとさらに抗酸化作用がアップするので、暑い時やストレスフル時には、辛くて熱くてしびれる旨さの大人の麻婆豆腐がよく効きます。

青山椒は赤くなる前のもの、特徴的な爽やかな香りと辛味があり、赤い山椒は痺れるような辛さがあります。私はブレンドして使うこともあります

 

大蒜(にんにく)・新にんにく・薬膳

 

DSC05495 のコピー

 

新にんにくが出まわる頃になりました。

中医学では脳と五臓の機能を活性化し、腫れ物や解毒の改善、血の巡りをよくする食材とされています。

身体を温めるので、冷えて白い鼻水が出る時(黄色の時は熱がこもっているのでNG)などの風邪のひき始め、免疫力を高めたい時、体力を取り戻したい時などに有効。

この時期のにんにくは、香りの香辛料と言うより野菜として調理したい。

たっぷり薄切りにして小松菜や空芯菜とごま油でソテーしたものなどシャッキリした歯触りが心地よい。

酢やオリーブオイル、にんにく、味噌に漬けても!大蒜の字の蒜(ひる)は食用になるにんにく、ノビル、ネギなどの古名。

ノビルと区別するために、にんにくを(おおひる)と称し、生薬名は(たいさん)。

ちなみに無臭にんにくやジャンボにんにくは、本当はポロ葱(リーキ)の仲間だそうです。

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