年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

リストラ保険

2011年10月22日 | 築地市場にて
暇な午後、職場に生命保険の外交員がやってきた。前任者との引継ぎということだが前任者は在職しているという。事情を聞くとどうも築地に近い東京電力が主な顧客という。ここは今日本の職場で一番厳しいところかもしれない。被災者の気持ちと電力安定供給を確保しつつ、給与が下がり、リストラがあるという。最近は情報漏洩を防ぐ事などからなかなか職場に入ることができないという。世間の情報を収集するので忙しい時間を外せば構わないと伝えるとびっくりしていた。リストラ保険があったらよいのだが。
 ギリシャ危機をみていると、日本の財政健全化を先送りしていると最後に公務員や高齢者が厳しくなるのが必死と思われる。能力のあるギリシャ人がオーストラリア等に移民することが始まっているという。日本でも厳しくなると金持ちや世界で通用する人が逃げるだろう。日本に残るのは弱者、高齢者、病人、公務員となるに違いない。離島などの現状を見ると、老人と警察官、教員等の公務員しかいない。
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