年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

鶯亭金升日記より

2009年03月15日 | 福神漬
鶯亭金升日記より
一年ぶりで都立中央図書館で借りる。詳しく読めばよいのだがいつものようにあっさりと関係ないところは省く。
明治22年2月21日下谷区茅町2-18に引っ越す。9月18日に転居。この借家は持ち主が福地桜痴で債務を払うため売却した。買収したのは隣人の日本郵船取締役だった浅田正文であった。彼は火事の類焼を避けるため火よけ地として買ったという。今の横山大観記念館の隣となる。

 大正12年7月20日 午後丸の内三菱新館5階の缶詰品評会へ出席。福神漬の名称について先師梅亭翁の談を演説する。
 この年9月1日に関東大震災になり鶯亭の勤務していた毎日新聞は燃えた。鶯亭金升と缶詰業界とはどんな縁があったのだろうか。
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