年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

作家人口

2009年03月10日 | 福神漬
作家人口
今の日本において売文で生活できる人はどの位いるのだろうか。幕末の戯作者たちは売文で生活することは出来ず、江戸時代は道具屋か薬屋を兼業しなければならなかった。また後援者を必要としていた。明治中期までまだ不景気で福神漬の命名した戯作者梅亭金鵞も生活のため商品名と引き札広告文を考えたと思われる。酒悦主人と戯作者の関係は池之端周辺で遊んでいた縁とも言える。
 出版不況で雑誌等が休刊し活躍できる場が減っているのが気になる。このような時代は幕末だと退廃的な風潮になっていった。今の時代で退廃的な気分を文章で表す時代ではないので薬物に向かうのが気がかりである。
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