日本年金機構法案、参議院へ

　日本年金機構法及び国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法改正案が、参議院に送られてくました。
　本日の本会議で趣旨説明が行われ、これから厚生労働委員会で本格的に審議されます。私も一度質問に立つ予定で、質問の準備に取りかかりました。５０００万件の年金納入履歴が宙に浮いた状況にあります。基礎年金制度が開始して、１０年間経ってもまだ払った年金は未処理のまま。民間企業では考えられない杜撰さです。
　社会保険庁にはお上意識があり、「年金保険料は税金であり、年金給付はお上が与えてあげるもの。」といった意識丸出しです。
　私は、ただ単に看板の付け替えよりも、組織のガバナンスの向上が必要であると考えます。年金契約者のために受託者責任を持ち、しっかり徴求運用し、かつ適切に支払うという原点に返って組織を作って行くべきであります。

地元日程

　朝の飛行機で地元入りして、一日福岡日程をこなしました。福岡県教職員組合の定期大会に出席した後、岩本参議院選対事務所で打合せ、地元事務所会議、支援者との会合等、びっしり詰まった日程をこなしました。明日は、参議院本会議があるので、朝一番の飛行機で上京する予定です。

全国幹事長会議

　民主党全国幹事長会議に次の福岡選挙区参議院選挙の責任者として参加しました。マニフェストを中心にした選挙政策や選挙戦術に関して議論をしました。
　選議員選挙の場合、国政での議論がそのまま選挙の結果に反映されることが多いといえます。２００３年総選挙は、最初のマニフェスト選挙、０４年参議院選は年金選挙、０５年総選挙は郵政選挙と、国政における争点がそのまま選挙の行方を決めたともいえます。
　今回の争点の候補として、格差是正、消えた年金、地方・農業再生、社会保障、子育て支援、教育再生、憲法問題などが多くあります。これらの候補の中でどれを最大の争点にしていくか、今後与党との激しい駆け引きが続くはずです。