前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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国会最終盤、緊張感高まる

2007年06月19日 | Weblog
 通常国会の会期末を控えて、国会があわただしくなってきました。私の属する財政金融委員会では、9時から12時まで電子登録債券法案の審議を行い、採決、付帯決議をつけて日程を終了しました。通常の委員会の開始時間は、10時からですが、1時間繰り上げて何とか午前中に法案を上げることができました。中小企業の資金繰りを助け、また金融のイノベーションを促進する法案であるとの理由からです。
 私の割り当ての1時間の質問の中でも、この点を指摘しておきました。またこの法案審議で明らかになったことは、手形や消費貸借契約に関わる印紙税が、約18百億円であり、それが将来電子化することにより、印紙税負担がなくなる可能性が高いということです。すなわち18百億円の企業減税措置ですが、その点に関する財務大臣の認識は曖昧で、財源措置は考えていないとのことでした。将来電子登録債権取引に印紙税に変わる何らかの税金をかけることのないように注文をしておきました。福井日銀総裁に対する質問は、本日の日経夕刊に一部掲載されております。「利上げ判断に参議院選はまったく影響がない。」というものです。 
 午後になり、衆議院、参議院ともに会期延長に向けた攻防が激しくなってきました。参議院では教育3法、イラク特措法等が強行採決され、また衆議院では懲罰決議が採択されるなど、与野党の攻防が増してきました。
 私ども議員には、禁足がかかり、国会から15分以内で駆けつけることができるところで待機ということです。そのため今週は、議員会館や国会内の国対控え室で時間をつぶすことが多くなりそうです。