母校である安武小学校校区の成人式に来賓として出席しました。雲一つない晴天の日和の下、公民館に集まった新成人は着物姿が艷やかで大変印象的でした。
来賓席の隣りには、元秘書で昨年初当選した古賀敏久久留米市会議員が座っていましたが、同級生として一緒に成人を迎えた30年前に思いをはせました。その頃は、二度の石油ショックを乗り越え高度成長から安定成長に日本経済が転換した時代でした。その頃Japan As No.1という題名の本がベストセラーにもなり黄金期の日本でもありました。
新成人の世代にどのような将来が待っているかの責任の一端を、私ども親の世代が担うことを強く意識します。世界の先端を行く高齢化、同じく世界一といえる対GDP公的債務比率という二つの若い世代の負担をどのように軽減するかが政治的な課題です。日本の成長力をもう一度取り戻すための政策が最大の政策です。そして持続可能な社会を作り上げるための守りの政策がそれに続きます。
「新成長戦略」と「社会保障と税の一体改革」がそれです。前者の成長戦略の問題は、言うのは容易いが、実現は、政府の力だけでは困難なことです。民間に任せて、あまり政府が無駄な介入や規制をしないことが政府の最大の政策であるとの意見も、私は必ずしも賛成しませんが、一部にはあります。
一方、後者は社会保障の安定化のためには、財源、すなわち負担の議論が欠かせません。この負担の議論は、消費税の引上げや公的保険料の引上げということになるでしょう。これらの議論から逃げず、誤魔化さず、先延ばさないことが、政治家の良心であると信じています。今日新成人を前にして、このことを改めて確信した次第です。
来賓席の隣りには、元秘書で昨年初当選した古賀敏久久留米市会議員が座っていましたが、同級生として一緒に成人を迎えた30年前に思いをはせました。その頃は、二度の石油ショックを乗り越え高度成長から安定成長に日本経済が転換した時代でした。その頃Japan As No.1という題名の本がベストセラーにもなり黄金期の日本でもありました。
新成人の世代にどのような将来が待っているかの責任の一端を、私ども親の世代が担うことを強く意識します。世界の先端を行く高齢化、同じく世界一といえる対GDP公的債務比率という二つの若い世代の負担をどのように軽減するかが政治的な課題です。日本の成長力をもう一度取り戻すための政策が最大の政策です。そして持続可能な社会を作り上げるための守りの政策がそれに続きます。
「新成長戦略」と「社会保障と税の一体改革」がそれです。前者の成長戦略の問題は、言うのは容易いが、実現は、政府の力だけでは困難なことです。民間に任せて、あまり政府が無駄な介入や規制をしないことが政府の最大の政策であるとの意見も、私は必ずしも賛成しませんが、一部にはあります。
一方、後者は社会保障の安定化のためには、財源、すなわち負担の議論が欠かせません。この負担の議論は、消費税の引上げや公的保険料の引上げということになるでしょう。これらの議論から逃げず、誤魔化さず、先延ばさないことが、政治家の良心であると信じています。今日新成人を前にして、このことを改めて確信した次第です。