午前8時にクルーズ船「コスタ・ロマンチカ」は、博多港の箱崎埠頭に着岸しましたが、その後観光客はチャーターした観光バスで中央埠頭国際ターミナルに入国審査のため迎いました。中央埠頭は、博多港・釜山港を往復している高速旅客船ビートルや大型旅客船カメリア等が使用しているため、クルーズ船は貨物港の中央埠頭に着岸することが多くなります。そのため入国審査のために車で10分ほど移動して、さらに入国審査のブースが8つしかないため、そこで多くの時間がかかります。
極端な場合8時間しか博多港に停泊しないクルーズ船で2時間以上入国審査に時間をとられ、観光や買い物を十分にすることができないことで、最初の寄港地である博多のみならず日本のイメージを大きく損なうことが危惧されます。現在乗客2000人を超える船においては、出発地の上海港から博多港まで船上での入国審査手続きを行なっていますが、63隻中8隻でしか洋上審査は実現していません。審査官を上海に空路で派遣し、上海からクルーズ船に乗り込ませる費用等として、平成22年度は1200万円の予算が確保されていますが、この予算を増やすことにより多くの船で洋上審査が可能になります。そのことで博多港に着岸した時点で入国審査が終えているので、停泊中の多くの時間を観光や買い物に時間を費やすことができることになります。
写真は、中国人観光客で混み合っている入国審査のブース前の風景です。
極端な場合8時間しか博多港に停泊しないクルーズ船で2時間以上入国審査に時間をとられ、観光や買い物を十分にすることができないことで、最初の寄港地である博多のみならず日本のイメージを大きく損なうことが危惧されます。現在乗客2000人を超える船においては、出発地の上海港から博多港まで船上での入国審査手続きを行なっていますが、63隻中8隻でしか洋上審査は実現していません。審査官を上海に空路で派遣し、上海からクルーズ船に乗り込ませる費用等として、平成22年度は1200万円の予算が確保されていますが、この予算を増やすことにより多くの船で洋上審査が可能になります。そのことで博多港に着岸した時点で入国審査が終えているので、停泊中の多くの時間を観光や買い物に時間を費やすことができることになります。
写真は、中国人観光客で混み合っている入国審査のブース前の風景です。