第二次補正予算を巡る攻防

　午前９時より参議院予算委員会にて第二次補正予算案の総括質疑が行われました。同委員会では、定額給付金２兆円部分を切り離した修正予算を可決し、参議院本会議に送りました。参議院本会議は、午後１時より開催され、泥学給付金に反対する同修正法案を賛成多数で可決しました。その後同法案は、衆議院本会議で否決され、両院協議会で協議されることになりました。
　両院協議会の結果を参議院本会議で報告を受けるため、国会待機となりました。夜の１１時まで国会に待機しておりましたが、結局結論は翌日に持ち越しになりました。本日は、朝から深夜まで定額給付金に振り回された一日でした。
　世論調査でも７割の国民が反対する定額給付金をごり押しする自公政権には疑問が残ります。定額給付金は、生活支援や景気対策と麻生首相は主張しますが、どちらも２兆円という巨額な財源に比べて効果は限界的です。オバマ大統領は、大きい政府でも小さな政府でもない賢い政府を旗印に掲げておりますが、残念ながら今の自公政権は賢い政府の対極にあります。