Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-47 シラン(紫蘭)

2009-06-25 21:42:38 | 自然の恵み
今日は、気を取り戻して庭の一隅に咲く上品な花を紹介します。

ほっておいてもカトレアに似た綺麗な紫紅色の花を咲かせる耐寒性宿根草の 紫蘭 (シラン) 〈別名ベニラン(紅蘭)〉 です。

他の花のことに気をとられて、シランのことを毎年よく観察していなかったので、よく忘れてしまう花の名前なのですが、改めて見直しました。

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草丈40cmくらいで数個の花を付けますが、薄い紫紅色の花は品があります。

3~4年に1回芽が出る前に植え替えがいいそうですが、そのままでも平気です。

これは栽培用のシランですが、野生種は準絶滅危惧種なんだってっ。見た目でわかるのかどうか、どのように区別するにかなー。

「この花の名前は何と言うのかなー」って尋ねた時に、シラン知らんが同音なので「知らん」と言われたように聞こえてしまい「ええっ?」と聞き返しましたが、よくある話しのようです。

白い花のもあるので、白くても紫蘭と言うのですが、 シロバナシランと呼ばれるそうです。

わが家の庭では数が少ない種類なので、株分けして増やそうと思います。

行儀の悪さは作り話のドラマだけでいい

2009-06-24 22:36:57 | インポート
昨日の荒れた気象による雷・激しい雨と強風・突風(最大瞬間風速22.3m)は、旭川市内の一部の所帯で停電もあったとか。
今日は、一転して明るい日差しで落ち着いた夏日になりました。

未だに落ち着かないのは、朝の穏やかな気分を打ち壊す朝のTVホームドラマでしょうねー。

ドタバタ・トーン高過ぎの金切り声・がなり、罵り(ののしり)・怒鳴り(どなり)合いの対話や、横柄・横暴・不遜・軽率・大げさな悪ふざけ・おちょくり、ひやかし、けなしなどなど、過去の放送にはなかったドラマだと思うのです。

品のない要素をてんこ盛りに詰め込んだ制作者の意図を計り知れない戸惑いがあり、かえってその行く末を見守りたい気分なので、ついつい視聴してしまう次第です。

いくら真面目過ぎると言われたって、ここまで品のない芝居仕立てのずっこけ劇に転換しなくてもーーと、私の目には映ります。

音声だけのラジオの時代からTV放送が開始された当時は、当世の上品な所作や、見苦しい姿も、同時に映像で善し悪しの有り無しを学びました。

好ましい姿や標準的な言葉遣いは、TVの映像から片田舎に導入され、当時の社会規範や一般的なファッションの認識が形成されたのだと思っています。

ですから、行儀の悪い例として、すずめの巣のような不潔感のする寝起きのままの頭髪・食後に何か付着したままのような光る唇・食事中に口に入れたままでのしゃべりまくり・声高な早口での一方的な会話・など戒められました。

しかし、現行の朝のTVホームドラマでは、これらがドタバタの要素として有りなのだから、古い人間の心は平穏でいられません。

これはドラマだから視聴するのは義務ではないしショーガナイナー。」で済むのです。

ところが、さてさて国民が選んだ国会議員の行儀の悪さをTVで観る権利があるとして、国会中継はノンフィクションであり、戯言ではなく現実の姿だから、情けのないことってありゃしない。

会議中の、あの怒号の発言妨害や、おちょくりの不規則発言とやらの、行儀の悪さは呆れかえる醜態です。
発言者の言葉がノイズで聞き取れないのは、誰のせいですか。
議事の一部始終を知る権利は民にあります。国会議員を選ぶ民の知る義務と言ってもいいと思います。

知ってこそ民意が生まれるからです。

それが、議事進行を盛り上げる拍手などとは違う英雄きどりの聞き苦しい怒号での発言妨害は、発言内容を聞き取ろうとする民の権利を剥奪しています。

野次と妨害は違いますが、明らかに発言しづらい状態に追いやり、発言の本質をゆがめたり、発言者の発言意欲減退を狙っての妨害です。
(話をきいているのだから居眠りするよりマシだという意見もあるのですが、それとこれとは問題の質が違います。)

それらの発言妨害を制する役をこなせない無能力な議長のせいでもあるのですから、議会制民主主義って何なのだー。

それは正論だけど、それは筋だけど・・・に終わってはだめですよ。

今日の衆議院決算行政監視委員会の中継を、少しの時間視聴しました。

妨害発言だと、国会議員が国会議員を名指しで指摘し非難した場面に注目し、騒音の中での党首討論中の、無礼千万なあざ笑い・妨害を意図した両人以外のお節介発言を思い出しました。

スポーツ競技で相手チームを汚い言葉で野次り倒す気分で、無礼な揚げ足取り・おちょくり・ひやかし・けなしなどなど、聞くに堪えないドタバタは国会にだけの現象です。

聞くところによると、TV中継になると一段と妨害発言が増えるそうですよ。 妨害発言も手柄仕事になって仲間から褒められ妨害議員の隠しポイントになっているのでしょうねー。

こんなおぞましい現象を賞賛する仲間や民が存在するから、ずーっと続いているのでしょうか。?

TV中継のない会議では、静かな進行らしいのですが、本当かねー。

国会内には自浄作用がないのであれば、残念ながら行儀が悪くてもドタバタホームドラマ同様に「ショーガナイナー」と問題視することはないのか?。

オットット、独善的放言の愚痴三昧に過ぎて、これも又お耳汚しの雑音になるのかも・・・・。反省又々反省。



花便り-46 フランス菊

2009-06-23 21:53:08 | 自然の恵み
強靱な耐寒性で野生化したフランス菊(花言葉は「忍耐」「寛容」)が、道端の何処にでも見られます。

60cmくらいの草丈で純白の花径5~7cmくらいの大型の花たちが群生ともなれば、初夏の風に揺れて風情があり、爽やかな清涼感があって癒されます。

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     車庫脇に増え、雑草のように群れて咲いています。

     

原産はヨーロッパで寒冷地種なのか、特に北海道に多いそうですが、あまりの繁殖で庭の花園入りはしていないようです。

マーガレット」(木春菊)だと思っていましたが、マーガレットは暖かいカナリア諸島(アフリカのモロッコ沖)が原産なので、北海道のような寒冷地では越冬は無理なのです。
そのため野生化しないということで、明らかにマーガレットではないことがわかったのです。

しかも、葉がまったく異なるマーガレットの葉は春菊に似ていることから峻別できます。
(昨年、黄色いマーガレットを一株入手して楽しみ、室内で越冬させたので、今年も輝く黄色で咲いています。)

浜菊との交配種のシャスターデージー やノースポール(矮性)というのと区別がつきませんが、改良品種で同じような花が他種あるようです。

今日は、晴れていたはずの天候が、午後2時過ぎに急変して雨雲に覆われ、薄暗くなったとたんに雷が響き、ドシャブリの雨になりました。

昨日の突風と今日の雨で、フランス菊は乱れて横倒しになってしまい、無残な有様です。

その内、野生的な立ち直りで、しばらくは和ませてくれるでしょう。

花便り-45 グラジオラス ビザンチヌス

2009-06-22 21:56:53 | 自然の恵み
去年のことですが、近所の家の庭で上を向いて咲く白くてきれいな百合を見ました。

好感をもった「きれいですね。」「すてきな花ですね。」との私の感想が効いたのか、秋になってその花の球根だということで数株を持ってきてくれました。

それがすてきな百合だとばかり思っていたので、今年になって全く違う花が咲きだしたので面くらいました。

花がなくなる秋には、何の株なのか球根なのか間違うことがありますよね。

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間違えたばかりに、このすてきな花に出会えたわけです。

よくあるグラジィオラスとは花の並び方などが異なり、これがグラジィオラスだとは知りませんでした。

実のところ、普段はグラジィオラスへの興味は薄く、あまり注目していないので、ブログには登場していないのです。

これは、すっきりした綺麗な姿で色もいいので、グラジィオラス初めてブログに登場したわけです。

この花は、 ヨーロッパ南部(南アフリカ)原産のグラジィオラス ビザンチヌス(Gladiolus byzantinus)です。

グラジィオラスの仲間で、こんな高貴な姿もあるんですね。

今日は、温かい風が強く吹いたので、バラが1本倒れたりビオラが横に傾いて花壇のバランスがすこしくずれましたが、心配したリンゴや梨にかぶせた袋は大丈夫でした。

花便り-44 ダイアンサス ポバニウス

2009-06-21 22:09:34 | 自然の恵み
雑草のように手をかけずに育って、かわいいナデシコの紅色は、赤系の花の色の中でもお気に入りの一つです。

かたまって一度に咲くこの時期が、待ち遠しいくらいです。

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草丈約20cm、花径約2cmの5弁で、ナデシコ科の内では綺麗な桜型です。

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どうやらこの花の名は、 ダイアンサス パボニウス(Dianthus pavonius/別名ダイアンサス ネグレックス)
のようです。

ダイアンサス パボニウスは、フランスアルプス産らしいのですが、石竹(セキチク)は、中国原産(学名Dianthus Chinensis)で同じナデシコ科ナデシコ属なので、ややこしくて区別が難しいのです。

はっきりした単独の花弁5枚ではなく、花の周辺部のギザギザが目立っているのが石竹なのかなーと思ったら、中国原産の鑑賞用品種(唐ナデシコ)のことを石竹と呼ぶそうです。

グラジオラス ビザンチヌス・九輪草・一重のシャクヤクなど、同時に好きな紅色の花が咲いているので、庭はただ今紅色の花の競演状態です。