Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花便り-46 フランス菊

2009-06-23 21:53:08 | 自然の恵み
強靱な耐寒性で野生化したフランス菊(花言葉は「忍耐」「寛容」)が、道端の何処にでも見られます。

60cmくらいの草丈で純白の花径5~7cmくらいの大型の花たちが群生ともなれば、初夏の風に揺れて風情があり、爽やかな清涼感があって癒されます。

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     車庫脇に増え、雑草のように群れて咲いています。

     

原産はヨーロッパで寒冷地種なのか、特に北海道に多いそうですが、あまりの繁殖で庭の花園入りはしていないようです。

マーガレット」(木春菊)だと思っていましたが、マーガレットは暖かいカナリア諸島(アフリカのモロッコ沖)が原産なので、北海道のような寒冷地では越冬は無理なのです。
そのため野生化しないということで、明らかにマーガレットではないことがわかったのです。

しかも、葉がまったく異なるマーガレットの葉は春菊に似ていることから峻別できます。
(昨年、黄色いマーガレットを一株入手して楽しみ、室内で越冬させたので、今年も輝く黄色で咲いています。)

浜菊との交配種のシャスターデージー やノースポール(矮性)というのと区別がつきませんが、改良品種で同じような花が他種あるようです。

今日は、晴れていたはずの天候が、午後2時過ぎに急変して雨雲に覆われ、薄暗くなったとたんに雷が響き、ドシャブリの雨になりました。

昨日の突風と今日の雨で、フランス菊は乱れて横倒しになってしまい、無残な有様です。

その内、野生的な立ち直りで、しばらくは和ませてくれるでしょう。