花便り-38 シャクヤク（芍薬）

今日は曇天です。なんとなく気が沈む感じになりますが、豪華に咲く庭に芍薬 （別名エビスグサ）に元気付けられます。

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なんと蕾は豊かな球体の単純さであり、開花後の華麗な姿とのギャップが面白くも感じます。

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枝分かれのしない茎の頂点に、鮮やかに咲くシャクヤクは、重そうに風に揺れて不安定に見えます。

それがまた、牡丹の終わった後のまぎれもない主役の舞です。

ボタンは木で、シャクヤクは草なのだという違いがはっきりしていることが不思議なくらいに、ボタンとシャクヤクはそっくりです。

一重咲き・八重咲き・翁咲き（これはどんな花型なのだろうか？）と、園芸種は数多いようですが、赤以外の色で咲く芍薬も見たいと思います。

ボタンの「花王」に対して芍薬は 鑑賞用だけでなく薬用の働きがあるからなのか「宰相」なんだってっ。

乾燥した根は鎮静剤・鎮痛剤などの薬用効果の幅が広いようです。

中には、どのように使われるかは不明ですいが、シャックリに効くらしいのです。

花言葉は 印象のいい「器用」「才能」「生まれながらの素質」などなので、あやかりたいものです。