山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

バ菅首相が憲法窮状に言及、安全憲法草案の検討指示

2011-03-23 16:50:46 | Weblog
バ菅首相は記者会見で未曾有の大震災に見舞われたことに、「日本国憲法は、平和憲法ではあるが安全憲法にはなっていない。」と述べ、東日本大震災の責任は憲法の不備(想定外)であって、現政権に瑕疵はなく、過去の(自民党)政権の不作為にこそ問題ありと転嫁非難した。そのうえで、(自然)災害を回避できない憲法窮状にあるとして、災害拒否三原則「持たず、起こさず、持ち込ませず」を明文化した安全憲法の制定に着手すると表明した。草案策定作業を指示された内閣府危機管理室の幹部によれば、「(早急の指示)言う通りやらないと処分する」と恫喝まがいの言葉を浴びせられ、政権延命に賭けた異常な意気込みが感じられたと語った。会見後、バ菅首相は社民党の福島瑞穂党首に協力を要請した。福島党首は満面の笑みで、「(災害拒否が)憲法に明記されれば災害の無い『地上の楽園』が訪れる。世界に誇れる安全憲法になり喜ばしいことで、マンセー。」と全面協力を約した。また文案について、「地震・カミナリ・火事」は問題ないが、「オヤジ」については、男女共同参画の観点から表現の議論をすべきものと語り、ジェンダー・フリー推進議員による検討を始めることとした。枝野官房長官は、「日本は、戦後の平和憲法で戦争の無い60有余年を過ごすことができた。これに災害拒否の安全主義が明記されれば、二度と災害に遭うことのない恒久安全・安心な国になる。この立法の声は天地にも届くだろう。」とバ菅首相の強い決意を代弁した。社会主義の基本理念を共有する日本共産党を除く、自公など野党各党は談話を発表し、「イカレているもので論評に価しない。バ菅政権は、レベル7の危険最高値だ。」などと冷却水で沸騰した頭を冷やせとばかりに無視する姿勢を示した。バ菅首相が憲法窮状に言及、安全憲法草案の検討指示。NHKは臨時ニュースと特番で、朝日新聞は朝刊一面トップ(クロ抜き)で「歴史に刻む快挙、安全憲法」と快哉報道した。仙谷副長官は、これで「暴力装置(自衛隊)」も必要無くなるとほくそ笑んだ。
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ヤッパリ、谷垣禎一ではダメなんだなァ!

2011-03-23 13:55:56 | Weblog
自民党の谷垣禎一総裁は、大震災発生の翌日に早々と復興財源の確保にと「地震増税」論をブチ上げた。
未曾有の大災害のなかで、被災者の救出もままならない、被害の全容もまったく見えてこない時点での発言である。
批判を受け、その後収束したとはいえ、震災を口実にして増税しようと言う検討提案が、野党第一党の党首から事もなげに出たことに、被災地(被災民)ならずとも驚きの感がする。
さらには、谷垣総裁と同派で、当選8回を重ねながらも、なかなか入閣に恵まれずに人事不運を過去ってきた温情ポストとも言われる、逢沢一郎国会対策委員長までが、同日、ツイッターで「消費税率を1%アップさせて財源を確保してはどうか」と述べ、消費税増税に言及するなど、震災で苦しんでいるときに機運に乗じて続出する増税論に、国民理解は得られようがない。
これも国民感情不在の財務省の入れ知恵なのか。
また谷垣総裁は、17日の記者会見で「原発推進は難しくなった」と原子力政策の見直し表明にまで及んでいる。
東電福島第1原発(双葉郡大熊町)の事故における国民の不安は大きなものだが、原発施設の復旧中で安全性確保にも至らず、事故の詳細な究明も行われないなかでの先走り発言。
エネルギー政策全般と安全性議論のなかで、多面的に論じるべき重要問題を場当たり的に発言してしまう。
メディアも事故発生した福島第1原発だけを取り上げ、東電技術陣の適切な処置から未然に事故を防いだ福島第2原発(双葉郡楢葉町)、震源に最も近い立地にありながら、問題なく耐震性が証明された東北電力の女川原発(宮城県女川町)の安全性確保はまったく報道されていない。
与党民主党に代わる政権発足時には、首相候補筆頭に期待される立場の中での谷垣総裁の短絡発言。ヤッパリ、谷垣禎一ではダメなんだなァ!、の思いを新たにする。
バカンよりましだが、還暦超えのガッキーの証明なのか。
それもこれも、「誰がなっても、いいのかな!」の問いかけに、「(誰でも)いいとも!!」って返した国民の選択。
できた政権は、こんなはずじゃなかった「バカでいいとも・赤化隊」。
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