山形の森 保守醒論

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武士道・ニッポンを喪失した、餓鬼道・バ菅政権に齎した歴史的な東日本大震災

2011-03-17 19:58:39 | Weblog
千年に一度あるかないかとの識者の声もあがる歴史的な東日本大震災。
全てが想定外であるからとの一言で尽くせるものではないだろう。
たとえ想定を超えたものでも全国民一体となって早急な最大限の対処行動を取ることで最小限の被災に止めることにもなる。
組織を機動的に運用する際に、最も不適格な人物像として「能力のないものが、(自分本位に)やる気を起こすことだ」と言われる。
冷静沈着な全体把握を怠る「木を見て森を見ない単独行動」とも言えよう。当に我が国為政権者にある菅直人の行動であり、民主党政権そのものを現わしていることだろう。
やたら出たがりで他人を怒鳴りまくり、責任だけを押しつける民主党の政治主導とは歪んだ餓鬼道パフォーマンスでしかない。
襟立て蓮舫と赤軍辻元清美の震災対策任命に続いて、更迭した傲岸仙谷由人の官房副長官での政府内復帰。国会対策に向けた人事と心得るが、初の予備自衛官までに及ぶ緊急出動、警視庁の高圧放水車決死隊、危険を顧みず使命感を以って志願に応じた原発管理技術者には、先の大戦での特攻隊志願兵に国防の聖戦をすがった思いが重なる。
こうした複雑な思いの窮状時に、自衛隊を「暴力装置」と答弁、原発反対運動の活動家や警察の放水車と対峙する立場の新左翼人脈に与するなど、救出活動組織との信頼性を欠いた面々を、次々と任命する人事判断には、天地無用に逆なでした「無頼な挑戦状」とも感じ取られる。
与謝野馨経済財政担当相は、昨年6月の街頭演説で、「この政権は、全共闘時代の新左翼崩れが集まって作った政権だ」と語り、今次の衆院予算委員会でも「極めて常識的なことを言った」と答弁、この認識は現在も変わらないことを表明している。
新左翼崩れの政権樹立を寛容に見過ごしてきた日本国民に対する天命の試練なのかと心収まるものではない。
16年前の阪神大震災(1995.1)の村山富市政権、このたびの菅政権と二度にわたる左翼首班時に招来した歴史的大惨事に、石原都知事ならずとも愚かな選択を繰り返す現世日本人への「天罰なのか!」との痛い思いが過ぎる。
武士道・ニッポンを喪失した、餓鬼道・バ菅政権に齎した歴史的な東日本大震災。
先人と震災犠牲者の霊に応えるためにも、憂いを忘れたボケニッポンの一日も早い覚醒が求められる。
コメント
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