山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

国民もヤッと気がついた、『ハト小屋に潜んだカラス』

2010-03-08 14:15:08 | Weblog
自民党大敗、野党転落となった昨年晩夏(8.30)の総選挙。敗北感覚めやらぬ間の9.12、自民党山形県連の戦後総括会議があった。
ブログ子はその質疑のなかで、鳩山民主党を『ハト小屋に潜んだカラス』との同居状態であり、早晩、異種相違の対立が起こり自壊に進んでいくものとの表現内容を述べた。
「ハト小屋(民主党)」に潜んだ「カラス(小沢一郎及び小沢的なるもの)」との混在を揶揄したものである。
メディア関係者はもちろんのこと、小沢を知る政治家、政治に関心を寄せる国民も、小沢一郎の人間性は十分知りつくされているのに、“政権交代”を奏でるマスコミと非自民工作組織の煽動に喝采を送り、地滑り的な選挙結果をもたらした。
もっとも自民党にも永らく膠着した事なかれの党内事情など、多くの問題を抱えていたことは論じるまでもない。
政権与党と言う権力維持のために自身のポリシーを変え、カラスをハトと言い、黒をシロと平気に言い張ることも厭わない。
保守政党と言いながらリベラル議員を抱えて、党内派閥間の政権交代を計りながら長きにわたり安住政権の座に就いてきた自民党。
政策の違いで政権交代できる二大政党勢力を創るべきと政治改革を叫んで、小選挙区制を導入したが基本政策、政治家個人の政治思想を横に置き、これまで数合わせの合従連衡に明け暮れてきた。
マスメディアも広汎な見識など持ち合わせることなく、政争ゲームを面白おかしくワイドショー的報道に終始し、占領期に形作られた左傾メディア論を振り翳して偽善報道を繰り返してきた。
権力に対する監視機関などと抗弁をたれながら、編集権・編成権を以って偏向報道を正当化してきた欺瞞が、はからずもこのたびの政権交代で国民に見えてきたことも皮肉なものである。
メディアに巣食う「アサヒる勢力(歴史捏造派)」の視聴者による淘汰が、ネット普及とデジタル化で目前に迫りつつある。
ハト(鳩山政権)がカモに見える中国、チキンに見える米国相手では国民のためのわずかな食用鳩・サギの焼き鳥にもならない。
先の大東亜戦争を自衛戦争と見るか、侵略戦争と見るかで二大政党ガラガラポンをやってはいかがだろうか。
夏の参議院選挙は、占領史観を引きずるものと講和独立再建派(自主独立)で堂々のガチンコと行きたいものだ。
コメント
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