晩秋から年を跨いでの冬期間は、全国各地で駅伝・マラソンなどのロードレースが毎週行なわれる季節だ。
低迷する日本陸上界にとって、世界に通じる唯一の“お家芸競技”とも言える。
近年、山形県女子駅伝競走大会も、YBC(山形放送)によるテレビ実況生中継となり、身近な楽しみとなったが、どうしても気になる“5区間20.6kmのコース”の距離表示である。
各選手の記録(実績)から推測すると“2km以上、約一割程度”、確実に実測は短いのではないかと思われる。
田舎駅伝ならまだしも、明年の全国都道府県対抗の県選手選考を兼ねた大会、県陸協も共催で名を連ねる公式レースなら、もっと正確を期してはいかがなものか。
なにより、テレビ中継の解説で幾度となく(日本記録並みの)ラップタイムに触れるから、競技ファンとしては、余計に違和感は積もるばかりだ。
誤差は区間の百m未満を切上げしても、5区間で5百m内程度に収めて欲しい。
陸上競技関係者なら、だれでも気付いてはと考えるものだが、訂正されずに続いている。競技ファンとしては恥ずかしい限りである。
計測(表示)が一割も違うとすれば、公式レースとしては、余りにも杜撰な距離設定といえ、せっかくの実況生中継の解説談話が台無しになる。
実測18~18.5kmあたりが正確なコース距離だろう(タイム換算で8分前後の相違になる)。
主催の山形新聞編集局に“視聴者意見”として一報したが、理解されたかどうか?。(「陸協がやっているので」との我れ関せずの返答)
ついでにうん蓄、日本最初の駅伝は、丁度90年前に維新遷都50年記念として、(大正6)1917.4.27~29に京都・三条大橋から東京・不忍池間23区間の508kmを3日間ぶっ通しで走る「東海道五十三次駅伝徒歩競走」が開催された。
いまや、世界に誇る日本発祥の“EKIDEN”「思いを込めて繋ぐ一本のタスキは・・・」果たして何処へ。
明治維新後、近代日本が駆け上った「坂の上の雲」へのタスキ渡しの想いは、敗戦と言う中継所で断ち切られ(リタイア)、戦後の民俗劣化は「坂の下の沼」に向って転げ落ちているように思えてならない。
全国対抗で本県代表の活躍を願うことに変りはないのだが。
低迷する日本陸上界にとって、世界に通じる唯一の“お家芸競技”とも言える。
近年、山形県女子駅伝競走大会も、YBC(山形放送)によるテレビ実況生中継となり、身近な楽しみとなったが、どうしても気になる“5区間20.6kmのコース”の距離表示である。
各選手の記録(実績)から推測すると“2km以上、約一割程度”、確実に実測は短いのではないかと思われる。
田舎駅伝ならまだしも、明年の全国都道府県対抗の県選手選考を兼ねた大会、県陸協も共催で名を連ねる公式レースなら、もっと正確を期してはいかがなものか。
なにより、テレビ中継の解説で幾度となく(日本記録並みの)ラップタイムに触れるから、競技ファンとしては、余計に違和感は積もるばかりだ。
誤差は区間の百m未満を切上げしても、5区間で5百m内程度に収めて欲しい。
陸上競技関係者なら、だれでも気付いてはと考えるものだが、訂正されずに続いている。競技ファンとしては恥ずかしい限りである。
計測(表示)が一割も違うとすれば、公式レースとしては、余りにも杜撰な距離設定といえ、せっかくの実況生中継の解説談話が台無しになる。
実測18~18.5kmあたりが正確なコース距離だろう(タイム換算で8分前後の相違になる)。
主催の山形新聞編集局に“視聴者意見”として一報したが、理解されたかどうか?。(「陸協がやっているので」との我れ関せずの返答)
ついでにうん蓄、日本最初の駅伝は、丁度90年前に維新遷都50年記念として、(大正6)1917.4.27~29に京都・三条大橋から東京・不忍池間23区間の508kmを3日間ぶっ通しで走る「東海道五十三次駅伝徒歩競走」が開催された。
いまや、世界に誇る日本発祥の“EKIDEN”「思いを込めて繋ぐ一本のタスキは・・・」果たして何処へ。
明治維新後、近代日本が駆け上った「坂の上の雲」へのタスキ渡しの想いは、敗戦と言う中継所で断ち切られ(リタイア)、戦後の民俗劣化は「坂の下の沼」に向って転げ落ちているように思えてならない。
全国対抗で本県代表の活躍を願うことに変りはないのだが。