モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

R80GSベーシック 診断ミス?

2018年06月14日 | メンティナンス
前回ロッカーアームのニードルベアリングを交換し、エンジン始動も済ませたのだがどうも音が消えていない。

ヘッドカバーを開けてニードルケージの破損があったので、交換すればOKと思ってしまったのが間違いだった。

どちらにせよニードルベアリングも交換は必要だが、今回の病巣は深い所にあった。

オーナーさんの了解の下シリンダーを抜いての点検を行なう。

ほぼ予想は付いてるのだが、目視しないと納得できない。




シリンダーを抜いてタペット(バルブリフター)を外す。









げげげげ~~~ こりゃあ酷い。









カム山を覗くと。。。こちらもかなり酷い。









カムシャフトを抜く為、オカメを外す。








アーマチュアが外れなくて苦労した~~^^;

専用工具も曲がってしまい途方に暮れたが、何とか抜く事が出来た。









この奥にカムシャフトが入ってる。










さらにカバーまで外していくと、クランクからチェーンで駆動されるカムスプロケットが顔を出す。









抜いたカムシャフト。









左バンク カム山 酷いですね~~段まで付いちゃってる。








右バンクも虫食いが見られる。










カムシャフトを抜くのはプレスを使う。









分解完了。








部品が来るまでこの状態です。








大事になってしまいました。

何ならこの状態でも買い取りますよ~~^^。

コメント (4)
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