稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

只見川源流を訪ねて

2012年07月03日 | トラウト
新幹線 那須塩原駅下車。
ワチ夫妻がぼくら夫婦を待ってくれていた。



 ワチさんはぼくの釣友のひとりで福島出身。
 東京出張で会うたび、釣り談義をしていた人。

 今回の旅行はワチさんのお誘い。

 さて、那須塩原駅から西へ西へ。
 もう一組シュクさん夫妻も合流。

 国道352号線で南会津町を抜け、桧枝岐(ヒノエマタ)村に入る。
 途中の休憩場所、正面のヒウチヶ岳にはまだ残雪。

 只見川源流は、このヒウチ岳のほか、平ケ岳、会津駒ヶ岳など2000メートル級の山々に囲まれたところ。

 尾瀬への入り口を過ぎ、峠道にさしかかる。
 ブナ、ホウ、ダケカンバ、トチなど原生の広葉樹林の姿が飛ぶように過ぎ去る。
 その明るい緑のきらめきを惜しみながら、只見川へ。

 着いたのは清四郎小屋。
 ここは新潟県の魚沼で、福島との県境に位置。



 荷物さばきもそこそこに、早速ワチさん、シュクさんとウェイダーに身をかため、16時、山小屋前の川原に試し釣り。

 が、ここは広い。
 水量豊富、流れは速い。
 


 以前にも来たことのあるワチさんから「川幅?10メートルくらいかな」と聞いていた。
 なるほど、狭いところはそうだが、広いところは50メートルを越す。「源流」というにはデカい!

 さて、淵、荒瀬、瀬の岩の下流・・・ルアーを投げる。
 が、釣れないどころか、追う姿さえみえない。

 17時30分、ひきあげ。



 今までとはまったく様相の異なる川。
 ぼくの釣りは通じるのか?
 トラウトは居さえすれば釣れるはず、という思いと釣れないかもしれないという不安。

 今日の釣果はぼく以外の二人のエサ師がウグイを釣っただけ。

 夜は清四郎小屋居間に飾られた魚拓の数々をながめる。
 「ウーン、デカい」と感心。



 あとは明日。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笙の川水系からのしらせ | トップ | 只見川源流のトラウトたち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

トラウト」カテゴリの最新記事