稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

笙の川のアマゴ 秋色なく

2014年09月10日 | トラウト
 天候がガラリと変わった。

 秋の気配。

 気が付けばクマゼミもヒグラシもいない。
 ツクツクボウシとミンミンだけは元気。
  
 今日も笙の川へ。

 花崗岩のごろごろした川。

        

 釣友 森さんのおすすめポイントに初入渓。

 オッ!早速現れた派手なアマゴ君。

        

 今日は前回と違って成魚が主流。
 とても活発。

 ただ、瀬ではその姿を見せなくなってきた。
 反応がいいのはやや深い落ち込み。

 が、この瀬。
 そのやや深いところ。

        

 ここで出てくれた。

 24cmのヤマメ。

        

 ルアーをくわえて走りまくり。
 なんとかバラさず網におさまってくれた。

 先日の古座川ではかなりのアマゴにサビ。
 しかし笙の川ではその気配はまだない。

 南紀のアマゴは早熟?

 さらに釣り進み、白泡の落ち込み。

         

 ここはいつも居そうで居ないところ。

 だが今日はいた!

         

 25cmのヤマメ。
 アゴのあたりがガッシリとたくましい。

 その面構えに魅了される。

 長距離コースに終盤はバテバテ。

 車に戻る途中「釣れましたか?」と声をかけられる。
「よう釣れましたよ」
「エッ!」とおじさんの表情が変わる。
「そうですかア、釣れましたかア」

 おじさんの話では昔はよく釣れたそうだ。
 最近は釣れないと思っていたらしい。

「落ち込みをのぞいたらコオんなのがペアで」と両手を広げる。
 40cmほども。
『んな、アホな』と思ったが・・・。

 このおじさん、地元の人で、最近釣れなくなったのは釣り人が増えたから、と言う。

 いずこも同じ昔話。

        

 本日 水 温 20℃
     アマゴ・ヤマメ 23匹(小~25cm)
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2 コメント

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Unknown (テンカラ太郎)
2014-09-12 10:29:22
神田さん
お久しぶりです。
数、型ともに満足の釣りですね。
笙の川水系、まだまだ自分にとっては未踏の支流が多いです。
釣りは、時間が取れずさっぱり行ってませんが、
このまま終わるのは残念すぎます。

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まだいける (神田)
2014-09-12 22:56:18
 太郎さん、こんばんは。

 お忙しそうですね。

 今年の笙の川、大きさ、数ともに昨年を上回っています。
 例年、9月はアマゴの活性が不安定なのですが、今年はこのままでは?という勢いです。

 また会いましょう。
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