紀伊民報アガラによると、11月5日、和歌山県田辺市本宮町三越の奥番というところで住民が地元を離れる解散式があったという。
先の豪雨で集落が押し流され、再建はむずかしいとの思いからだそうな。
解散式には住民や出身者200人が集まったという。
地図でみると、168号線から熊野川の支流三越川をさかのぼったところにある。
行き止まりの道沿いに8世帯というから、ふだんは住人を除けばこの道を入ってくる人もいないだろう。
農業や林業を生業とする人々と聞く。ならば、高齢者ばかりの集落だったのかもしれない。
一方、「出身者」と言われる人々、おそらくこの集落を後にして働きに出た人々なのだろう。
いずれの人々もそのルーツを失うというやりきれなさ。とても言葉にできそうにない。
「ここに奥番という山里があった・・・」となつかしく語れる人もいつかは絶えよう。
災害の、そして時の流れの無慈悲さ。
せめて、この集落を後にする人々の幸せを祈りたい。ささやかではあっても。
先の豪雨で集落が押し流され、再建はむずかしいとの思いからだそうな。
解散式には住民や出身者200人が集まったという。
地図でみると、168号線から熊野川の支流三越川をさかのぼったところにある。
行き止まりの道沿いに8世帯というから、ふだんは住人を除けばこの道を入ってくる人もいないだろう。
農業や林業を生業とする人々と聞く。ならば、高齢者ばかりの集落だったのかもしれない。
一方、「出身者」と言われる人々、おそらくこの集落を後にして働きに出た人々なのだろう。
いずれの人々もそのルーツを失うというやりきれなさ。とても言葉にできそうにない。
「ここに奥番という山里があった・・・」となつかしく語れる人もいつかは絶えよう。
災害の、そして時の流れの無慈悲さ。
せめて、この集落を後にする人々の幸せを祈りたい。ささやかではあっても。
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