先日、黒田庄町喜多にある就労継続支援A型事業所『ワークショップさくら』を訪問してきました。
『ワークショップさくら』は、就労継続支援B型事業所『ワークショップゆめふぁーむ』とともにNPO法人『ゆめみらい西脇』が運営しています。NPO法人『ゆめみらい西脇』は、障がい者が住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう就労機会を提供しています。
特にA型事業所である『ワークショップさくら』は、雇用契約に基づきながら、一般就労をめざす事業所です。職業訓練や自立支援を目的としており、雇用契約に基づいた賃金が支払われています。業務は、病院や介護施設のシーツや制服の洗濯（リネン）に加え、平成30年4月からは病院の清掃業務も手掛けています。現在、利用者は16名だそうです。身体障がい・知的障がい・精神障がいがあるなど個別の症状も様々ですが、自分のもっている能力を活かし活躍しようという意欲をもたれています。一般就労をめざし、中には就労先を明確に定め、目標をもって利用されている方もおられるとのことでした。
旧黒田庄町の給食センターの跡地を活用して平成27年10月に設立された『ワークショップさくら』は、病院･介護施設等で使用する寝具、衣類、タオル等を洗濯し、折りたたみ配達しています。今年度からは、介護施設の個人の衣類の洗濯（リネン）も請け負うようになったそうです。年々業務量は増えていますが、利用者の皆さんの頑張りでしっかりと仕事ができているようです。私が見学している最中も、一人ひとりの利用者の方がそれぞれの役割をしっかりと果されて、スムーズに仕事が進められていました。
