東野としひろ活動NEWS

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文集『楠』

2019-03-06 05:07:10 | プライベート
 先日、私の小学校の時の卒業文集『楠』を届けていただきました。
 私が5年生の時に担任していただいた上田先生の実家の方が、整理をされていたら出てきたと連絡してくださいました。




 私たちの頃は、卒業アルバムがありません。修学旅行で行った京都奈良の集合写真が、かろうじて残っているだけです。家族写真も、あまり残っていません。卒業文集である『楠』は、当然、全員がもらったはずですが、残念ながら我が家には残っていません。本当に懐かしい思いで、文集『楠』を読み直しました。
 表紙は、美しい書道の字体で書かれ、「月の砂漠」を思わせる絵が描かれていました。思い出に残る正門や6年生の教室・廊下の写真、クラスごとの集合写真が張り付けられていました。私たちの学年は、3クラス96名だったようです。私は3組で、小さかったので最前列に座って写っていました。
 西村寿作校長が、「はなむけのことば」の中で、個性を伸ばすこと、自己を大切にすること、強い意志を持つことの大切さを書かれていました。今読んでも、良い文章でした。
 163名が、6年間の思い出を書いていました。入学式や修学旅行、学芸会、運動会などの学校行事、友達のこと、ケガや病気をしたこと、そして稲刈りのことを書いている友達もいました。



 さて、僕は何を書いたんだろうと見てみると、「先生に対する僕の心の動き」と題した文でした。2年生の始業式の時、1・2年と受け持っていただいた森川先生に『二年間もいややな』と言って、厳しく叱られたこと、4年生の担任の広田先生の人に好かれることときっぱりした態度のこと、6年生担任の遠藤先生の自覚を持って生活すること等を書いていました。先生批判や先生評価を先生方も読む文集に書いていたのを、今読んで自分自身恥ずかしく驚いています。ませた6年生だったようです。
 文集を読みながら、仲の良かった同級生一人ひとりを思い出しました。残念ながら亡くなった同級生もいます。黒田庄にいる同級生は、今も仲良く付き合ってくれています。
 母校、黒田庄町立楠丘小学校は、子ども本位の良い小学校だったんだなと思うと同時に、熱意のある先生方に教えていただいたんだなと感謝しています。
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