先日、元西脇市収入役だった小西俊主から句集『乾坤』(けんこん)が贈られてきました。
小西俊主さんは、私が黒田庄町長時代、西脇市収入役でした。西脇多可行政事務組合議会やみどり園議会等で、ご一緒させていただき、懇意にしていただきました。小西さんは、収入役として数字に明るく財政問題に詳しい方でした。また、写真愛好家として、写真作品展にも出展されていました。また、俳句にも親しまれておられることも存じていました。今回、念願の句集を出版されたこと、大変うれしく思い、早速読ませていただきました。
序文は、小西さんが所属されている『かつらぎ』主宰の森田純一郎氏が書かれていました。森田氏は、小西さんの歩み、人となりにも触れられ、また私たちの故郷西脇にも思いを寄せていただき、素晴らしい序文だと感心しました。
句集の題名となった『乾坤』は、小西さんの句「乾坤の一擲 雷は遠からず」からとられているとのことです。格調の高い句だと、俳句に素人の私でもわかりました。
句集『乾坤』は、平成二十三年から令和四年までの12年間に、小西さんが詠まれた句が掲載されています。各年の句、1句1句が小西さんの人となりがよくわかるような気がします。
あとがきで、小西さんは「俳句との出会いは多くの交友を育み、楽しい時間を享受でき、人生を豊かにしてくれました。」と書かれています。句集『乾坤』の装画は、お孫さんの奥さんが描かれたそうです。小西さんは奥様をはじめ、子どもさんたちお孫さんたちの家族に囲まれ、充実した人生を送られているなと羨ましく思っています。
小西さんには、これからも俳句や写真を人生の友として、奥様とずっと歩み続けていただきたいと願っています。ありがとうございました。
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