東野としひろ活動NEWS

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8月6日広島原爆の日

2024-08-11 06:03:53 | 市議会活動

 8月6日(火)、79年前に広島に原子爆弾が投下された日です。日本人として、また人類として8月6日を決して忘れてはいけない日だと私は思っています。

 私は黒田庄町長時代から、毎年8月6日には実践倫理宏正会主催の「平和記念朝起き会」に出席させていただいています。実践倫理宏正会の上廣哲彦初代会長は、焦土となった広島で自ら被爆した身でありながら、「人々が仕合わせに暮らせる社会を築くことこそ、復興だ。」と考え、実践倫理の道を拡げていかれました。

 「平和記念朝起き会」の最初に、上廣哲治会長の倫風宏話『戦争に負けない真の平和を築こう』が朗読されました。「平和への努力そのものも、残念ながら武力に対して全く無力です。いくら仕合わせに満ちた社会を築いても、砲弾によって粉々に打ち下そうとする国による暴力を防ぐことはできないかもしれません。それでも私たちは戦争に屈せず、さまざまな人々と共生し愛和する実践を重ねるしかありません。敗戦の焦土から立ち上がった先人のように。それが、私たちにできる、戦争にあがなう実践なのです。」と述べられていたことが強く心に残っています。

 私も演談の機会を得ましたので、平和の尊さ、平和を守る不断の努力が必要であることを話せさていただきました。現在、ロシアのウクライナ侵攻、ガザへのイスラエル軍による攻撃など世界では戦争によって多くの犠牲者が生まれていること、その中で数多くの子どもたちや高齢者が犠牲になっていること、被爆国日本として平和の尊さを訴える必要があることを話しました。また、現在、NHK朝のテレビドラマ『虎に翼』のことを話しました。原爆をはじめ戦争により多くの犠牲者の上に日本国憲法ができたこと、憲法が保障する基本的人権や平和は国民の不断の努力によって守られることを話しました。

 原爆が投下された8時15分に、ラジオを聴きながら黙祷し、平和宣言を聴きました。松井広島市長が分かりやすい表現で宣言を読み上げてくれました。その中で、「皆さん、混迷を極めている世界情勢をただ悲観するのではなく、こうした先人たちと同様に決意し、希望を胸に心を一つにして行動を起こしましょう。そうすれば、核抑止力に依存する為政者に政策転換を促すことができるはずです。必ずできます。」という力強い言葉が胸に響きました。

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