決算特別委員会始まる

　9月10日の午前中、予算常任委員会が開催され、一般会計補正予算と介護保険特別会計補正予算の質疑採決が行われました。

　私は、障がい者補装具給付費と高齢者補聴器補助事業について質疑しました。障がい者補装具給付費は、当初予算1000万円に対し補正予算600万円と大幅に増えています。600万円の増額は、二人の市民の義足（300万円）費用でした。障がい者支援法では、自己負担額は1割ですが、上限が3万7500円になっています。所得に応じて、さらに自己負担額が少なくなることもあります。障がい者団体等を通じて、PRしてほしいことを要望しました。

　高齢者補聴器補助事業は、当初予算140万円（一人当たり35000円助成、40人分）に対し、補正175万円（50人分）でした。大幅に増額したのは、多くの高齢者の要望に沿った施策であること、医師の勧めや補聴器を扱っている店のPRで希望される方が急増しているとのことでした。私の周りでも補聴器を希望される高齢者の方が多くおられることから、補正分50人を超えて希望者が出てくれば、ぜひ再補正をしてでも対応していただきたいことを要望しました。

　補正予算は、2議案とも全員一致で可決すべきもと決しました。

　午後からは、令和5年度西脇市決算を審査する決算特別委員会が始まりました。決算特別委員会は、10日・11日・12日の3日間行い、決算認定とともに、来年度予算編成に向けて市行政へ申し入れを行います。私は、議選の監査委員であるため、決算特別委員会に所属できません。来年度予算に反映できるような議論を期待しています。