旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

祇園祭2016 宵山 其の二

2016-07-19 21:45:01 | 祇園祭

 祇園囃子が始まった。

 

 鉾が灯に包まれ始める頃、

 

 宵山の幻想的な光絵巻に、

 

 駒形提灯と人の熱気が交錯する。

 

 近くにレンタル脚立ないかな~

 

 三連休初日の宵山とあって凄まじい混雑だ。

 

四条通の混雑を逃れ、

 

四条通から綾小路通に抜ける狭い路地へ、通称名は膏薬図子。

 

京都ならではの光景に遭遇するチャンスもある。

 

 毎年、涼しげな飾り付けを拝見するたびにホッとする。

 

 屏風祭は京町家のゆかしい慣習。

 

 宵山の風情を楽しむなら、やはり浴衣姿だ。

 

 黄昏時に暖色の灯が美しい。

 

 提灯の優しい灯が映える。

 

 「ロウソク一丁献ぜられましょう」

 

 宵山名物の可愛い童歌が流れる。

 

国宝級の銘品を鑑賞したい人々で、

 

どこの町会所も長い行列ができていた。

 

「 泣かない約束を したばかりなのにもう涙 ひとりでお祭りの人ごみを逃れて~」 by 小柳ルミ子

 

 賑わう綾小路通から、

 

再び新釜座町のミステリアスな空間へ、

 

粋人たちの祭り談義が聞こえてくるようだ。

2016年7月 京都市下京区

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