「日本三大川祭」と呼ばれる祭礼がある。
大阪の「天神祭」、宮島の「管絃祭」そして「尾張津島天王祭」
津島市は 鎌倉時代以降、木曽三川を渡って尾張と伊勢を結ぶ要衝「津島湊」として発展した地。
「尾張津島天王祭」は京都の「八坂神社」と共に牛頭天王信仰を代表する「津島神社」の祭礼です。
500有余年の歴史を持つ荘厳華麗な川祭は国指定重要無形民俗文化財。
夏の夕暮れ時、川面を渡る風が涼しい。
巻藁船は二艘の船を連結し、その上に屋台が組まれている。
天王川に隣接する車河戸とよばれる船溜まりでは、
見物の屋形船や観光船で賑やかだ。
尾張の国の英傑、織田信長や豊臣秀吉も見物したと伝承される川祭。
宵祭の準備が手際よく進んでゆく。
今日はにわか雨の心配もない。
多くの見物客が見守る中で、
如意点火の時刻が迫る。
2016年7月 愛知県津島市
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