旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

祇園祭2016 山鉾巡行 其の二

2016-07-24 17:05:17 | 祇園祭

  日本各地に曳山の祭行事は多々あるが、

 

 そのお手本は「祇園祭」の山鉾群。

 

 新旧交えた豪華な装飾は孤高の存在。

 

 最大の見せ場は’辻回し’と呼ばれる方向転換。

 

 巨大な鉾は音頭取の掛け声で数回に分け上品に向きを変える。

 

 巡行は昼過ぎには終了し解散となる。

 

 見逃せないのは新町通を南へ下る’戻り鉾’

 

 京町家が残る狭い道筋を、

 

 道幅いっぱいに迫りくる山鉾は、

 

 本来の祭り風情を身近に感じ取ることができる。

 

 高名な文字柄見送。

 

 やはり曳山祭りは昔ながらの町並みで見るに限る。

 

 各地方の曳山祭りで300年以上の伝統を誇る行事は多々あるが、

 

 「祇園祭」の起源は何と貞観11年(869年)

 

 1,100年以上の歴史に驚かされる。

 

 動く美術館が目の前を通り過ぎていった。

 

巡行を終え各山鉾町に戻った山鉾は直ちに解体収納される。 行事の終焉は潔い。

2016年7月 京都市中京区、下京区

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