旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

岸和田だんじり祭・2014 其の一

2014-09-16 19:34:02 | 岸和田だんじり祭

南海電鉄のキャッチコピーは「出逢えたらラッキーなハッピーライナー」

 

せや、Peach×ラピートに乗って「岸和田だんじり祭」行くで!!

 

絶好のお祭り日和に恵まれた9月の三連休。

 

そこのオッチャン、格好良く決めるから見ててや~

 

この風格漂う面構え、凛々しき姿に脱帽です。

 

元気なだんじりキッドは一見の旅人にも愛嬌をふりまいてくれる。

 

泉州に秋の訪れを告げる「岸和田だんじり祭」が始まりました。

 

花のだんじり娘も気合が入っております。

 

各町自慢のだんじり、その数22基が進撃を開始した。

2014年9月 大阪府岸和田市

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おわら風の盆・2014 余情残心

2014-09-14 16:34:42 | おわら風の盆

野趣豊かで哀調を帯びた「おわら節」は日本民謡の白眉と称えられる。

 

夕日色の衣装に黒繻子の帯、編み笠の下からわずかにのぞく白い顔・・・

 

恋心をかきたてるおわら踊りが各支部で披露される。

 

やがて、夜も更けて人影も途絶えがちになると・・・

 

町を流れる ‘えんなか’の瀬音を縫うように・・・

 

胡弓の音色が響く。

 

近づいては遠のいてゆく町流しの集団。

 

町の辻々で踊りの輪が浮かび上がる。

 

胡弓の切々とした旋律が無我の境地へ誘う。

 

美しい所作の中で微妙に変化するゆかしい手つき。

 

夜更けのおわらは音と影絵の抒情詩だ。

 

各支部で行われるファイナルセレモニー。

 

「久々で 逢うて嬉しや 別れの辛さ 逢うて別れが オワラ なけりゃよい」

福島支部恒例の「見送りのおわら」に送られ帰途に就きました。

2014年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆・2014 天満町の流儀 其の四

2014-09-10 20:14:55 | おわら風の盆

唄ってくれないか・・・あの宵に聴いた、あの唄を・・・

 

唄に酔う町「天満町」

 

静まり返った暗闇の路地に流れる唄は・・・

 

味わい深い五文字冠りや字余りの名調子。

 

やがて、風立つ宵が明け・・・

 

ブルーモーメントの朝空を雲が流れてゆく。

 

行事の終焉を飾るにふさわしい美しくも寂しき瞬間。

 

お疲れ様でした、また来年。

ここで「おわら風の盆」に惚れ込んだお二方の素晴らしいフォトブログを紹介しておきます。

「ゲジデジ通信」のdendoroubikさんのブログ  

「SENBEI‐PHOTO」のせんべぇさんのブログ

今回もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

2014年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆・2014 天満町の流儀 其の三

2014-09-08 19:53:29 | おわら風の盆

 夜が更けるにつれて踊りは冴え・・・

 

 男踊りのキレ味も鋭さを極めてくる。

 

 編み笠を被った演舞もこれで最後。

 

 女踊りと男踊りの織りなす優美で勇壮な絵姿も見納め。

 

公式行事としての風の盆は夜の11時頃にお開きとなる。

 

 それからは自分たちの踊りを楽しむ貴重な時間だ。

 

何か楽しいことやろうよ~

 

 寅さんは伝統行事にも遊び心は必要かなと思う、普段は凛々しい姿の地方衆も実に楽しそうだ。

 

 こちらは名囃子方の即興に合わせたパフォーマンス演舞、見応えがありました。 彼女達の表情が素晴らしい。

 

 来年も「天満町」へ来られ。

2014年9月 富山県富山市八尾町

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おわら風の盆・2014 天満町の流儀 其の二

2014-09-07 19:29:19 | おわら風の盆

「顔は見えねど 編み笠ごしに 主を見つけた オワラ 盆踊り」

 

違うよ寅さん!! それは民謡「阿波よしこの」の一節やろ~

 

酒が入れば意外と唄えんことないかもな~

 

休憩時間中は楽しい冗談も飛び交う天満町のオープン縁台。

 

他の支部では滅多にお目にかかれない光景ではないだろうか。

 

花打ち演舞が始まりました。

 

主人は花代を弾み自宅の玄関先で招待客と共におわらを鑑賞します。

 

「仇な色香に 迷いはせねど 実と情けにゃ オワラ つい迷う」

 

色鮮やかな黄色の踊り衣装は中学生だ。

 

お目当ての舞台隊形演舞が始まりました。

 

とても中学生とは思えない艶やかな所作に脱帽です。

2014年9月 富山県富山市八尾町

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