旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

垂井曳山まつり2024 其の三

2024-06-01 22:26:06 | 垂井曳山祭

二番山「紫雲閣」が動いた

 

古式に則り「八重垣神社」拝殿前に寸分の狂い無く据え付けられる

 

芸題は「蝶千鳥曾我物語 中村閑居の場」

 

世間一般に「曾我物」とよばれ・・

 

曾我兄弟の仇討ちを題材にした歌舞伎演目の一つ

 

末の弟禅師坊が越後からやって来る

 

鳥目で夜になると目が見えない禅師坊

 

兄の十郎は五郎の勘当を解いて欲しいと嘆願するが

 

母満江は聞き入れない

 

母の満江に勘当されている五郎

 

勘当を解くため切腹の芝居をする兄弟

 

禅師坊が自害して親兄弟の最後の対面が叶う

 

兄の十郎は千鳥、弟の五郎は蝶・・ 仇討ちに臨む意気込みの証

 

華やかな絵面の見得でお開きです

 

オイサー! オイサー! 屋根上に陣取った青年の音頭で曳山は動き出す

 

やはり曳山には・・

 

昔ながらの狭い通りが似合う

 

この後も三回の客山舞台が待っている

2024年5月 岐阜県垂井町

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