酔芙蓉が咲いております。
多くの観光客で埋め尽くされた西町筋。
洗練を極めた格調高い所作。
踊り衣装にも各支部の伝統と誇りがこめられている。
11支部全世代別の衣装を言い当てることができれば、あなたはおわら通。
天満町中学生女子の衣装は鮮やかなイエローでお洒落だが、1980年代は白地に緑の柄であった。
帯を締めると腰が落ち着き身が軽くなるそうである。
年少女児は思い思いの浴衣姿。
昼間の踊りは子供から大人まで町民参加で、地域に根ざした行事であることを実感する。
こんなもんで、どや~?
私がお手本! よーく見て踊ってね。
東町の町流しに遭遇した。
女踊りは他支部と一線を画す振袖調の衣装。
淡い鶯色の袂に金銀黒市松模様の帯が上品だ。
かつては旦那町と呼ばれ大店が連なった頃の心意気が伝わってくる。
今町の町流しはアットホームである。
自町公民館前から古刹聞名寺の坂まで流す。
先頭右側の幼児が笑わせてくれた。
やっぱり、ママのそばがいいよ~
後方に控えし地方が踊りを締める。
2019年9月 富山県富山市八尾町