<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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人と言うものはその人生において、どのような道を歩んできたのか。
「顔を見れば、その他人の性格や生き方がよく分かんだよね。」
と一般によく言われる。
人物の良し悪しは人相でわかるというものだ。

この人相論で行くと、例えば日本の政治家先生たちは、実にバラエティに富んだ表情をしている。

悪人顔では小沢一郎、輿石東、野中広務、古賀誠、といったのが上位といったところか。
この悪人顔というのは、顔が悪人というだけではない。
セオリー通り本当に悪人なのだ。
小沢一郎は立ち位置定まらず、あっちへホロホロこっちへホロホロ。金の匂いに敏感で、政策は私のもの、国あらずという感覚が透けて見えるので困ったものだし、興石東は日教組、野中広務は京都の闇のドン、古賀誠は土建屋道路族。
ホントに表情に現れる感じがしてリアルだ。

一方、アホ顔、もとい頼りない顔では鳩山一郎、谷垣貞一、菅直人、福島瑞穂、石原伸晃、田中真紀子など、これも表情が体を表すで非常に面白いものがある。
共通するのはオボッチャマ、オジョウチャマ。
骨もなければ思慮もない。今政治で最も悪影響を放っている人たちだ。
その他、気色悪、もとい珍顔では石破茂、麻生太郎、野田佳彦など、上げれば切りはないほどだ。

芸能人とて同じかも。
と言いたいところだが、悪人顔は必ずしも悪人にあらず。
実は芸能界では例えば時代劇の悪役をやっている役者さんほど後輩に優しく面倒見が良いというようなことを良く聞く。
現に私の友人は大阪の新歌舞伎座でバイトをしていたのだが、ある深夜の稽古。疲れ果てて壁に持たれてうたた寝しそうなバイト連中を陽気に元気づけてくれたのは某有名悪役俳優さんであったという。
また、著名な悪役商会は品の良い印象が強い。

それとは対照的に、新歌舞伎座でも主役を張る、二枚目だが最近はテレビではあまり見かけなくなった某時代劇俳優さんにはベトナムへのボランティア活動と称しながら、かなり悪どいことをやっていると、現地で活躍するライターの人たちに曝露されている人もいるわけだから、ホントに人は見かけによらないのも。
政治家と違う世界なのかもわからない。

もちろん、役柄と本人は大いに違うわけで、悪役を演じる人が本当に悪人だったら怖いものがある。

そこへ行くと、酒井法子の復帰演劇のポスターは、かなり微妙なものがある。
こののりピー。
デビュした時は私が社会人一年目。
駅の高架工事の仕事でヘルメットをかぶって作業していた私は、「男の子になりたい」というデビュー曲のポスターが阪急池田駅前のレコード店に貼りだされているのを目にして、
「子ネコみたいな顔をした女の子やな、可愛いいんかな」
と正直に思ったのであった。
でも、
「きつそうやな」
とも思ってファンにはならなかったのであった。

あれから30年近くの歳月が流れた。
その酒井法子が演劇で芸能界へ復帰するという。
今回のポスターを見て、その人相から、

「薬やめますか、それとも人間やめますか」

というイメージが浮かんでしまったのもまた正直なところ。

「ええ女優さんが復活か」

なんてちっとも思えなかったのだ。
覚せい剤というケチのついたアイドルは、もうアイドルでないどころか、元アイドルでも無いのかもしれない。



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