<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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沖縄の新聞社・琉球新報が、
「沖縄の平和は米軍は沖縄から出ていくしかない」
という記事を掲載して、それが日曜の大阪のテレビ番組で取り上げられていた。
またまた米軍兵士が沖縄の女性に暴行をはたらいて、それで、「出て行け」というのが記事の趣旨らしい。
出て行ったらどうなるのか。
中国に対する防御は下がるし、沖縄県では失業者が万単位で発生する。

琉球新報というのは朝日新聞、北海道新聞と並ぶ変わった新聞。
どこまでホントのことを報道しているのか大いに疑ってかかる必要がある、いわば東スポ、大スポに匹敵するイエローペーパーだ。

私は営業マンだった頃、沖縄へは時々仕事で出かけたが、その仕事はだいたいにおいて、国の仕事か県の仕事か、米軍の仕事。
とりわけ米軍関係の仕事は少なくなく、

「一等地に居座りやがって。いつまでおるんや」

と思わないこともなかったが、安全保障の問題を考えると地理的要衝の沖縄への米軍駐留は日本だけではなく東アジア全体の問題だ、ということを忘れてはなけないことに、すぐ思い至って、
「まあまあまあ」
と自分を納得させるのだ。

また、沖縄の人の建前と本音を見極める必要もあるのも現実。
「米軍内と困るんですよね」
という声も直接聞く。
実際の所、米軍が一挙に撤退したらあとはどうする、というアイデアは県にも国にも無いわけで、ましてや琉球新報にあるはずはない。
「米軍出て行け」
は何の責任の無い部外者の発言だ。

今回の事件にしても女性の方に問題はなかったのか。
ちっとも報道されないのがかなりヘンだ。。
これってプライバシーの問題になるからアンタッチャブルなのか、報道の公平性で考えると「?」が灯る。
まず、女性が襲われたのが午前4時、というだけで、なんだかオカシイと思うのが普通の人なら考える。
大阪のミナミでも東京の渋谷でも、午前4時にウロウロしている女性にまともな人は少ない。
沖縄は時間的におおらかだけど、それでも午前4時に米兵のいるところを彷徨いているのは、何か目的があってのことか。

こと沖縄の駐留米軍の話になると、マスコミは騒ぎだし政府の対応や米国そのものを糾弾する。

これって一昔前のミャンマー報道と同じなのだ。

民主化以前のミャンマーは、
「まったく自由なしの弾圧社会。北朝鮮のような国」
と報道されていたけれど、実際に行ってみると人々はおおらかだし、仏教信心は敦いし、市場は賑やかだし、なんといっても怒らないし優しい人たちでいっぱいだった。

聞くと見るとは大違い。

今回の事件は以前の中学生暴行事件とはかなり違う、もしかするとオスプレイの問題を煽り立てる何かの陰謀か、と思いたくなるタイミングでもある。

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