<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



映画は時として絵画のような映像を提供することがある。

「LALALAND」のエマ・ストーンが出演している「女王陛下のお気に入り」はその類の映画としては徹底した美術で迫るなかなか見応えのある作品なのであった。

ただし、シモネタ満載なのを除けば。

この作品は前評判が非常によくてアカデミー作品賞の呼び声も高かった。
なので大いに気になっている映画だった。
とりわけすっかりハマってしまった「ボヘミアンラプソディ」のライバルとなる作品ともなれば興味を誘われるというものだ。
チェク対象の映画といわけだった。
そういうこともあって身構えて鑑賞したのだが、私自身の感想はといえば悪い作品ではないかもしれないが前評判ほど楽しめるものではなかった。
私の好みの映画ではなかったのだ。

罵声。
スラング。
セックス。
レズビアン。
ビョーキ。
不倫。
その他諸々。

全編で展開される映像とは真逆のうす汚いギャグの数々がどうも興ざめを誘ってしまう。
本作はコメディに分類されるらしいがシモネタ満載のために、心の中では完全に「ボツ」。

再び見たいとは決して思わない作品なのであった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« AKB総選挙レベ... ル・コルビジ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。