<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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京都の四条河原町交差点にあった阪急百貨店が知らないうちにマルイになった。

ここのところ関東の百貨店の関西進出が盛んだ。
先日はJR大阪駅が完全リニューアルし、そこへ三越伊勢丹が入居。
新聞記事によると一日平均20万人もの来客がるそうで、私も驚いているところだ。

何を驚いているかというと、20万人もヒマな人がいるとは思わなかったのだ。

三越はともかく伊勢丹はJR京都駅にも入っているので関西では二店目。
梅田界隈というと、もともとは阪急阪神グループのお膝元なので、関西老舗の百貨店村に関東の百貨店が殴りこみをかけてきた、という図式なのだ。

この伊勢丹よりも店舗数が多いのがマルイ。

十年ほど前に神戸の三宮に出店したのが関西初で、その後大阪なんばの高島屋本店向かい、映画興行発祥の地・南街劇場跡になんば店が開業したのが数年前。
そしてついに京都の繁華街のど真ん中にも開店したというわけだ。

しかし、そこは関西。
マルイの知名度はまだまだ。
「マルイ?なにそれ」
という人も少なくなく、そういう光景をたまたま目撃することになった。

京都のマルイもどういうわけか「高島屋京都店」向い。

その高島屋から買い物をして出てきた老夫婦の会話をタクシー乗り場前で耳にした。
「おい、あれなんや」
とご主人が尋ねると、
「なに?あ、あれ」
と奥さん。
「あの、『おいおい』って書いているやつ?」
「そや、あの『おいおい』や」
「なんやろね。」

マルイのマーク「OIOI」は関西ではまだまだ「おいおい」なのであった。

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