<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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出張で飛行機をよく利用する。
亭亭の行き先は東京なのでB777-200というケースが多いのだが、スターフライヤーや中途半端な時間に利用するとA320とかB737-800なんて機種になって、
「なんとなく狭いな」
と、若干の居住性の不満足を感じる。
小さな飛行機のどうにもならないマイナス要素だ。

これがさらに仙台出張や福岡出張、松山出張になるとさらに小さな機種が飛んでいて、時に不安感満載のボンバルディアのプロペラ機なんてことも少なくない。

50人から100人乗りの飛行機に乗るとつくづく感じるのは、
「早くMRJが飛ばないかな」
という欲求だ。
小さな飛行機はボーイングやエアバスにはラインナップがなく、カナダやブラジルの飛行機メーカーとしては中小メーカーの機種であることが多く、信頼度でやはり不安がある。
そこへ行くとMRJなら安心だ。
なんといっても三菱製の純国産。
世界最先端で品質ナンバーワンの我が日本の会社が作った飛行機ともなれば安心感抜群だ。
だからはやく就航しないものか首を長くしてまうというわけだ。

ここのところ日本の航空機産業はかつての輝きを取り戻しつつある。
まだまだ戦前の栄華ではないが、それに近いものがあるのではないかと思えてならない。
そもそも日本の技術が無ければB777もB787もA380も作れないくらい、その存在感は大きい。
これまでパーツメーカーとしての航空機産業だったものが、MRJの登場で完成品を作れる国になる。
しかもMRJだけではなく、例えば本田技研のホンダジェット、川崎重工のUS-2など個性豊かなラインナップが揃っている。

さらに頼もしいのは受注数が多いことだそうで、ホンダジェットもMRJも100機以上の大量受注を抱えている。
US-2は軍用機なので少々ややこしいけれども、市販すれば世界最高性能の飛行艇だけに、これまた諸島地域を抱える国からの注文が相次ぐであろうこと間違いない。

自動車や電気製品、鉄道技術で培った日本品質が航空機でも発揮される時代になっているのだ。

で、何が言いたいかというと中国や韓国への輸出だ。
このMRJやホンダジェットがこれらの国に売り渡されるなんて聞いたことはないが、万が一にも売り渡したら、何をするのか想像できないだけに空恐ろしいものがある。
アシアナ航空機事故を見ても他人のせいにするのは明らかだ。
事故が起きたら日本のせい。
外観だけコピーしては「我が国のヒコーキ」といってみたり「我が方のほうが先に作った。日本は真似ただけ」などと言い出しかねない。
日本の技術が辱められるのは明らかで、
「なんであんなところに売ったのよ」
と後悔しても後の祭り。
気がついたら暴動が発生して日本企業の工場や商店が略奪に遭っている、という絵柄まで想像できてしまう。

ということで、MRJの輸出は禁止!
但し対象は中国と韓国、北朝鮮。
つくづく隣人がろくでもないのが日本の不幸だ。

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