<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地





出張で大阪~東京を飛行機で移動するとき、どこの席に座るのかは大きな問題だ。

先日も関西空港から羽田空港へ移動するときに、どこの席を予約するのか、いつものように悩んだ。

まず、前方に座るのか、後方に座るのか。
前方にゆとりがあれば、当然前方に座るほうが早く下りることができるので、空港からの行動をスムーズにスタートさせることが出来る。
後方だと降りるまで結構時間がかかってしまうこともあるので注意が必要だ。
しかし、実際は前方を予約すると、私と同じような考えの人が多いらしく、混雑しているので空いていても隣にゴッツイオッサンが座ることも少なくなく、あまり快適ではない。
後方だと、混雑していても若干空席があったりして、しかも三人がけの椅子だったりすると、窓際、あるいは通路際に座ると真ん中の席が空いていてラクチンに移動することができるのだ。

従って、必然的に後方を予約することが増える。

次に窓際に座るのか、通路際に座るのか、ということだが、私は国際線では通路際に座ることにしていて、国内線では窓側に座ることにしている。
ということは大阪~東京であれば、窓際に座ることになる。

国際線で通路側に座るのはトイレにいく時に行きやすく、また立ち上がりたいときに何時でも立つことができるからだ。
これによりビールをたらふく飲むことができ大満足するのだ。

で、国内線で窓側に座るとなると、A席に座るのかK席に座るのか(B777の場合)が問題になる。

早朝、大阪から東京に向かう時はA席に座ると琵琶湖、富士山、東京湾をはじめ数々のランドマークを楽しめるのはもちろんのこと、日光が直接差し込んでこず、眩しくない。
そこへいくとK席に座ると、紀伊半島と伊豆大島、太平洋以外はほとんど何も見えない上に、陽射しが直接窓から飛び込んできて眩しいい上に、夏だと暑くてたまらないということになる。

畢竟、A席の窓側を優先的に選ぶことになるのだ。

先週、早朝便を予約すると結構混んでいてK席しかあいておらず、そこを予約することにした。

天気は曇天。
朝が早いので関西空港はかなり暗い。

「雨ふりそうやから、揺れるかも」

といささか心配をしながら飛行機に乗ると、心配する事態は一変。
素晴らしい景色を目にすることになったのだった。

大阪湾上空を上昇を続け、何も見えない雲を抜けると、そこは無限に広がる雲海が。
そして、東からはオレンジ色に輝く朝日が射してきて、素晴らしい景色が眼前に広がってきたのだった。
しかも、翼の部分が朝の陽光に輝き出され、飛行機からしか見ることのできない太陽の輝きが素晴らしい演出を醸し出していたのだった。

もしA席に座っていたら雲で琵琶湖も富士山も見えなかったであろう、この幸せ。

飛行機の旅は、いつものコースでも様々な景色を楽しませてくれるものだと、改めて感無量になった一時なのであった。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (ダル)
2012-02-02 11:02:44
すてき~~!!私も乗りたかったですー。昨年12月韓国人妻のKちゃんと韓国へ行ってきました。初めての韓国、彼女のお陰さまで電車に乗ってバスに乗ってとソウルからずいぶん離れた田舎にも行ってきました。仙台空港、インチョン空港、いいねー空港の雰囲気って。宇宙エンタメさんのことをいつも思い出しながら歩いてきましたよ。ホッピー、カーネーション、私にとって自分ブームの話題にとってもうれしかったです。
 
 
 
お久しぶりです (監督@とりがら管理人)
2012-02-03 06:49:11
ダルさん、お久しぶりです。
韓国に行かれたんですか。私は韓国はトランジットで金浦空港に一度だけ立ち寄ったことがあるだけで未だ訪れたことのない国です。
外国を旅行するってのは気分転換もできていいですよね。
 
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