<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先日「中学生のころチキンラーメンを生でボリボリかじって食べた」ということを書いているうちに、そういえばもう一つ普通ではない食べ方を好んでいたものを思い出した。
それは丸美屋の「のりたま」。

子供の頃からふりかけが大好きでおとなになった今も食卓にあると必ず白ご飯にふりかけてしまう。
それも大量に。
ガサガサガサと。
当然のごとくカミさんからは、
「そんなにかけてどうするの!?」
と叱られ袋ごと没収されてしまうので、とてもやるせない気持ちになることがある。

好きなふりかけは「のりたま」「たらこ」そして「カツオ」なのだが、もしその順位を訊かれるとやはりダントツで「のりたま」に軍配があがる。

この「のりたま」。
炊きたての白飯の上にふりかけて食べるのが当然ルールで、十分にうまいのだが、実はそのまま食べても実に美味い。
手のひらにガサガサガサと少量とって仁丹みたいにホイッと口に放り込む。
次の瞬間得も言われぬ香りが口中を漂う。
至福のひとときだ。
この時にツブツブの色の割合で味わいも変わる。
黄色いツブツブが多いとき。
緑色のツブツブが多いとき。
刻み海苔の多いとき。
ごまの多いとき。
などなど。
この中でも私のお気に入りは「黄色いツブツブ」が多いときだ。
黄色いツブツブは卵らしく、これが口の中で溶け、そのほんのりとした甘さがたまらない。

しかしこれはチキンラーメンを生で食べるのに近いものがあり、あまり歓迎できない。
いかにも健康に悪そうだから。

また、「のりたま」はお茶漬けにしても美味しい。
私は酔払らった後にのりたま茶漬けを食べるのが大好きなのだ。
しかしたいていの居酒屋には「のりたま茶漬け」なんてメニューはなく、だいたい鮭茶漬けかたらこ茶漬けといった永谷園の回し者ちゃんかいというメニューしか置いていない。
だがそれが自宅ともなれば、そこは自由。
私は白ご飯に「のりたま」をたっぷりかけて、そこへ熱く濃いお茶をかける。
この時のお茶漬けのお供はよく漬かった白菜の漬物か、小倉塩昆布である。
塩昆布や漬物をチビッとかじって、ガサガサといただくお茶漬けはお茶に溶け出した「のりたま」の成分を相まって得も言えぬ美味しさになる。

他にも「のりたま」が合うのは「日清やきそばUFO」であり、「お好み焼き」である。
もしかすると「たこ焼き」にも合うかもしれないが、迂闊なことにまだ試したことがなかった。

ということで、真似される方はあくまで自己責任でお願い致します。

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