<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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自転車の制限速度が標識がない限り60km/hだということで、ふつう「そんなに早く走れない」となるので問題になることはない。
でも、もしそれがアシスト自転車ならどうなるのか。
これも併せて調べてみた。

結論から述べるとアシスト自転車のアシスト機能は時速24kmを超えるとOFFになるという。(ヤマハのWEBサイトより)
したがってママチャリにアシスト機能の付いている一般的なアシスト自転車は時速24km以下で走ることを前提にしているということか、というとそうでもないらしい。
アシスト自転車のアシスト機能制限は時速24km以上で走ることは法律で制限されているという。

これもまたびっくりなのであった。

つまりアシスト機能を使って24km/h以上のスピードで走るときはおそらく原動機付き自転車の部類、あるいは自動二輪の部類に入ってしまうのではないかと私は想像している。
今現在調べていないので確証はないのだが、きっとそうだ。
従って各自転車メーカーはアシスト機能のあるものには24km/hのリミッターを付けて、それ以上のスピードになると自動的にアシスト機能が停止して自力走行になるのだ。

では、最近流行りだした電動アシスト機能付きのロードバイク、所謂e-bikeはどんなんだ、というと、やはり24km/hでアシスト機能が切れてあとは自力走行になるらしい。
25km/h以上でもアシストが機能する自転車はいわばモグリの電動ロードバイクということが言えそうだ。

そういえば私んちにもアシスト自転車が1台あり、日常の買い物を主にカミさんと二人で利用している。
パナソニック製の製品なのでもちろんモグリではない。

ある日のこと、この自転車で10kmほど離れたJAの直売所へ行ったことがある。
このJAの直売所は国道脇にあるのだが、ちょうど国道が長い坂道を上がった山の麓に位置していて普通の自転車で行くと結構体力が必要だ。
だからアシスト自転車で行くと楽ちんだと思ったのだ。

私は少し距離のある移動はクロスバイクを利用しているのでママチャリよりは早く走る。
堺の実家に行くときも時々このクロスバイクで走る。
畢竟、時速は24km以上で走るところが多いので同じ感覚でアシスト自転車を漕いだのだった。
するとなんと、クロスバイクよりもペダルが重いではないか。
楽に登れるはずの坂道もゆ〜〜くりなら登れるのだが、少し力を入れると圧倒的にクロスバイクの方が楽ちんだ。

この衝撃的な経験は「アシスト自転車ってなんなのよ」という疑問を生んだ。

今回この疑問が氷解したわけで、アシスト機能と言えども動力が付いている限り、それは純粋の自転車ではない。
だから制限速度もあり、法的にも色々縛られ、変な自転車を買ってしまうと罰せられる可能性もなきにしもあらず。

ともかく高価なe-bikeを買うのであれば、その半額のロードバイクを買うほうが経済的だしスポーティでいいと思う。
だからといって「e-bikeならこれくらいだけど、その半額のロードバイクでいいから買って」と言ってもカミさんの合意が取れるかどうかは不明でもある。


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