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宇宙エンタメ前哨基地

<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム

イタリア人気質と中国人気質

2020-04-04 07:40:15 | 時事
イタリアのボッテガという有名ワイン醸造会社のトップが。
「新型コロナウィルスの被害は中国政府が補償すべきだ」
と主張したところ、中国で不買運動が発生。
件のトップが謝罪したそうな。
「イタリアの命を飲む資格なんぞない!」
と言えないのか。

主張を簡単に撤回する骨のある奴がいないイタリア。
自らの罪を反省しない中国。

新型コロナウィルスの収束は当面見込めそうにない。

意外、便乗値上げ禁止したアマゾン

2020-03-26 07:47:54 | 時事
アメリカの全国紙USA Todayに、新型コロナウィルス騒動に便乗して商品を不当に値上げして販売している3900あまりのアカウントをアマゾンが削除したという記事が載っていた。
アマゾンは自社の利益を確保するためなら手段を選ばない企業として最近はあまり評判が良くない。
税金逃れ。
低賃金でのバイトこき使い。
社内のカースト制度。
などなど。
でもこれが法的に「?」というマーケットプレイス出店者に対しては容赦なく斬首する。
この姿勢はなかなかポジティブにすごいと言えるのではないだろうか。

在庫していたマスクをオークションに掛けてボロ儲けしていた議員さんには是非とも見習っていただきたい行動に違いない。


エアライン、飛んでいるのは貨物便

2020-03-21 08:46:17 | 時事


「韓国の航空会社は潰れますね。国内線がほとんどないから」

と言ったのは取引先の課長さん。
全世界で広がる新型コロナウィルス対策の国境閉鎖に伴い国際線を中心に運行する小さな国のエアラインは瀕死の重傷を負っていることは間違いない。
韓国のように国内線が必要ない場合は最悪だ。
飛んでいく行き先がない。
これは韓国だけではなくヨーロッパのエアラインにもいえることだ。
さらにシンガポール航空のように国際線しかないエアラインは最悪である。
わたしゃどうすりゃいいのよ、という状態だろう。

そこへいくと日本のエアラインは国内線が安泰である。
最近はLCCが登場して市場を明け渡しつつあるが、ほとんどの都市間はやはり大手2社で分担しており、LCCもこの2社どちらかの傘下にある。
特徴は運賃が高いこと。
例えば大阪〜札幌の普通運賃は大阪〜パリ、大阪〜ロサンゼルスの格安航空券よりも高い。
その高い航空券がそのまま販売されることは少ないだろうが、特割チケットでも大阪〜札幌は大阪〜バンコクよりも割高である。
しかも日本は陸の面積は少ないかもしれないが領海を含めると立派な大国。
例えば札幌〜宮古島線は3時間以上かかる。
非常に広いテリトリーを持っているのだ。

このように本州四国九州北海道沖縄の5つの島とその他無数の有人島というエアラインが無いと少々困るという地理上の都合と、国による運賃許認可制がこういう非常時に会社経営に役立つ仕組みになっている。
そのためか、
「日本は立憲君主制ではなく社会主義社会である」
なんて言われる所以なのかもわかない。
日本のエアラインは国内線のおかげで少しは安泰だろう。

それはそうとて現状、世界の空はどうなっているのかと航空機位置情報サイトFlight Rader24を見てみると、太平洋、大西洋を飛んでいる飛行機の少ないこと。
クリックすると飛んでいるのは貨物便が多く、旅客便ももしかすると客は空状態で貨物をたっぷり積み込んで飛んでいるのかも。
そこで一句。

「エアライン、飛んでいるのは貨物便」
お粗末。




相場師のモラル

2020-03-13 13:04:22 | 時事
東証もニューヨークも世界中で株価が暴落している。
売って売って売りまくれという状況なのだろう。
投資に使うようなお金を持っていない私なんかにはとんと関係ないことのように思うのだが、そうではないのだろう。

株で儲ける。

これってギャンブルなのだろか。
それとも事業の将来性に対する社会発展に対すると貢献とそれに伴う報酬なのだろうか。

今回のような世界的な危機において株価が暴落するのはきっと株の目的がギャンブルだからだろう、と私はついつい考えてしまう。
実態のよくわからないものに投資をして、見かけの価値を上げ、そこから得られる売却益を主体として銭儲けをする。
したがって事業の内容よりも事業のイメージや感覚が重要で、その感覚も社会に役立つとか国や地域の生活を向上させるというものではなく「金の匂い」がそういうものなんだろう。

個人投資家は簡単には株を売り買いしない。
個人の資産であり、それは例えば親や祖父母から譲り受けたものかもしれず、子供の将来のための預貯金の一種かもしれない。
そういう投資金は簡単には売らず、事業体を信じて待つことをする。
ところが売り買いだけで設ける機関投資家という名の企業や団体はそうはいかず、
「しまった!はずした!」
ということになるのだろう。

相場師のモラル。
いくつかの会社の今後の資産が大いに気になったりするのだが。

ねえ孫さん。

パチンコ屋と新型コロナウィルス

2020-03-11 19:17:16 | 時事
ついにというか、ここまでするか、というのが選抜高校野球の中止決定。
新型コロナウィルスのパンデミックを防止するために史上初のセンバツ中止が決断されてしまったのだ。
出場が決まっていた高等学校の無念を考えると同情するにもあまりあるものだ。

高校野球の会場である阪神甲子園球場は屋外型球場であり、国内で最も規模の大きい野球場でもある。
あのベーブ・ルースをして、
「この球場は広すぎる」
と言わしめた野球場。
タイガースファンの私としては大いに自慢したい球場なのである。
それがとうした、と言われればそれまでですが。

あの詰まんない大相撲でさえ無観客で実施しているのだから高校野球も無観客で実施するか、完全指定で双方の高校関係者だけを入れて座席に余裕をもたせて実施すればよいのではないかと思っていた。
それなのに結局中止。

正直言って少々大げさすぎるのではないかと思われてならない。

あの甲子園球場で無観客で野球をしてコロナウィルスに感染するくらいであれば、通勤電車はどうなるの?といいたいところだ。

それよりもなによりも、あのパチンコ屋の中はどうなのよ、ともっと言いたいものがあるのだ。

劇場も寄席も休演。
USJもTDLも休園。
スポーツイベントは延期か無観客。
なのにも関わらず、あの環境最悪、北朝鮮との関係も深いと言われるパチンコ屋が休まないというのはどういうことなのか。

自民党も野党もパチンコ屋から献金をもらい、警察は天下りを受け入れてもらってマスコミは有力スポンサー。
結局話題にさえ触れない。
なぜ半島系ビジネスはアンタッチャブルなのか。

センバツ中止を受けて世の中道理の通らないジャンルの場所が一箇所あることを思い出し少々不満な今宵なのである。

お母ちゃん、紙〜〜〜!

2020-02-29 16:46:51 | 時事
子供の頃。
トイレに入って踏ん張って用をたしたので仕上げをしようと思ったら紙がない。

「お母ちゃ〜〜〜ん!紙ない〜〜〜!」

これと似たようなことが昨日発生した。

夕方の飛行機で東京から帰ってきて夕食を食べたあと買い物に出かけた。
「そういえば一昨日でティッシュペーパーの箱を使い切ったので買わんといかんで」
と私。
「おトイレの紙もあと少ししか残ってなかったわ」
とカミさん。
いつも行くドラッグストアへ行ってみると、
「えっ。紙、ないやん」

トイレットペーパーもティッシュペーパーも売り切れ状態。
似たようなパッケージがあったので見てみるとキッチンペーパーなのであった。

「ティッシュペーパーは代わりになるものがあるけど、トイレットペーパーは無いよ〜」
とカミさん。
「キッチンペーパーで拭くわけにいかんしな」
と私。
「...........汚いやん。それに流されへんし......」
「タイのトイレみたいに使ったらゴミ箱に捨てるとか」
「......誰がそれ集めて捨てんねん」
「あかんか?」
「あかんわ!」

私は東京、カミさんは関空でパートというそれぞれ浮世から少しばかりかけ離れた状態であったため巷にオイルショックよろしくトイレットペーパー類の取り付け騒ぎが起こっていたことを全く知らなかったのだ。
ちなみにドラッグストアの店員さんに、
「紙、入ってきます?」
と訊いたところ、ニコっと笑って、
「入りますよ」
とのこと。

それでも我が家の品切れは時間の問題だったので数件のドラッグストアを見て回ったものの見つけることができなかった。
仕方がないので諦めて支払いがあるのでコンビニに寄ったところ穴場になっていたのか普通に在庫されていてひとまずトイレットペーパーとティッシュを1パックづつ買い求めたのであった。

デマがデマを呼びパニックを呼び込んだ火星人襲来現象の果の出来事だった。
で、思い出したのが少年の日のあのトイレの出来事。

「お母ちゃ〜ん、紙ない!」

拝金主義と新型コロナウィルス

2020-02-28 07:46:30 | 時事
週刊新潮に連載されている高山正之のコラム「変見自在」でずーと以前に戦前の漁師の話が紹介されていたことがある。
北方領土。
船を出して沖合で操業しているとロシアの艦船がやってきて「ここはロシアの領海だからお前たちを拿捕する」というようなことを言う。
緊張が走って対峙していると俄にロシアの艦船が引き上げ始めた。
なぜだろうと遠くを見ると日本海軍の艦船がまっしぐらにこちらに向かってくるのが見えたのだという。
海軍はロシアの艦船を恐れず毅然として日本の漁船を助けにきたというエピソードだった。

政府の毅然とした態度は結果的に国民に幸せをもたらす。
今の政府に欠けているのはこの毅然とした態度に違いない。

新型コロナウィルスの蔓延を許したのは明らかに政府の怠慢。
中国に遠慮せず早い段階で入国禁止措置をとっていればこれほどまでに拡散することはなかっただろう。
インバウンドを守ろうとしたのか。
サプライチェーンが気になったのか。
それとも国賓で迎える主席様に忖度したのか。
日本人が中国人に意見をするとヘイトスピーチだからか。
そもそも金のほうが国民の健康よりも大切だったというのが政権の判断だったとしか見えないのだが気のせいか。
結果、多くの経済的損害を出したばかりか衛生環境に関わる信頼をも失墜させた。

中国を軸にする拝金主義は新型ウィルスをまきちらした。

官僚は繰り返す

2020-02-19 08:54:19 | 時事
3.11のとき。
核物理学を専門にする関西にある国立大学の研究者のお話をお聞きしたことがあった。
時期は5月。
福島原発の事故はまだまだ予断を許さないような状況で、先生のセミナーを聞きに集まった人は100人を越えていた。
場内に独特の緊張感があったことを今も生々しく覚えている。
セミナーの内容も当時巷に溢れていた放射線や核物質に関する様々な情報をわかり易く、同対応すればよいのかについての話が主体でなかなか実用的でいい話であった。

で、最も印象に残ったのはそのセミナーの後、控室で聞いた話だった。

「現場や関連部署では専門家でもない人たちがあれやこれやと大騒ぎするところにマスコミがセンセーショナルに見せたいのか大げさな内容で間違っていることも平気で垂れ流すのでメチャクチャになってしまった。政府はなぜ核物理学や放射線学を専門にする人を現場へ入れないのか。」

という内容だった。
確かにあのとき、テレビには核物理学や原子力技術を専門にした人たちが出ることはほとんどなかったし、その人達の声も報道されなかった。
その結果は今に継っているのだと思う。

それと同じことが今、ダイヤモンド・プリンセス艦内で起こっていることを人々は余り知らない。
私も知らなかった。
たまたまSNSを通じて回ってきた動画で神戸大の教授が証言する内容があのときと全く同じだったので驚いた。
核をウィルスに替えるだけで。
内容はほとんど同じ。

この国はいったいどうなってしまうのだろうか。


伝染病と情報管理

2020-02-11 06:13:41 | 時事
中国で発生した新型コロナウィルスのパンデミック。
思わぬ方向へ展開しそうな気配が流れている。

それは「中国における言論の自由」。

今回のパンデミックの原因はまだまだ中国という国が衛生管理の体制が十分でないことを顕にしたことと、病気の情報を遮断する仕組みを持っていることだ。
とりわけ情報を遮断するその行政判断は「臭いものにはフタをする」という考えが政府内にまかり通っていることを証明するものだ。
これは以前事故を起こした中国製新幹線の車両を十分に検証もせずに穴をほって埋めてしまったのに良く似ている。

中国の権力にとって都合の悪いものは隠してしまうというという文化が共産主義という独裁ご都合主義と相まって悲劇を増幅したと言えるだろう。

早くから「SARSの再発では」と訴えていた若い歯科医には始末書を書かせ言論封じ。結局その歯科医は先週肺炎で亡くなってしまった。
そして正確な患者数を調査していた弁護士は拘束。
どこにいるのやらわからないという。

伝染病発生時の情報管理は罹患者の隔離と同様に重要なのに、それを封じ込めようとする中国。
死者の数が政権を揺るがすかどうか。
彼の国の本当の民度を測る機会かもしれない。