早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

昔の日本人に似合う着物...!

2016年01月31日 04時39分41秒 | 読書







 日本人である以上、

日本の着物が一番似合うわけですよ、

本来は。


和服を着て行けば、

たとえば僕の場合、

紋付とまでいかないまでも、

袴をつけて縫紋の羽織を着て

きちんとして行けば

どこへ出ても、

たとえ外国の国王と会ったって

おかしくないし

また自分自身も

引け目を感じないわけですよ。


だから、日本人にとっては

日本の着物というのが一番いいわけだけど、

今はご存知のように

日本人も体型が変わってきたからね。


ひょろひょろと手足が長くて、

背が高くなっちゃって、

和服には合わないという

体つきになっちゃっているでしょう。

また、万事が変わってきたから、

和服を着る機会がなくなっちゃたし。

そういうことからいうと、

むしろ今の若い日本人は

洋服の方がいいとも言えるね


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     







 僕も大好きな和装着物

一人で全て着こなせる自分が嬉しい

でも正絹のいい着物は

タンスの肥やしになってしまっている。


木綿や化繊の着物はたまに着てでかける

本当に身が引き締まる思いがする

Gパン感覚で着物を着るのもいいかもしれない


僕が一番気をつけていることは

襟元、着付けの方法をネットで見ると

腹にタオルを入れたり、

襟元を縫い付けたりしているのを

見ることがあるが、

襟元をうまく調節して骨盤で着るというか

背筋をピシッと伸ばす、

姿勢が和服の着かたのコツだと思う

そういう意味では、

僕のような少し猫背タイプには

着物が最もふさわしい装いかもしれない。


最近は若い人も成人式などで

和装の人が多くなって

男性も着物姿が目立つ

でもその姿はまるで七五三、

ひょろひょろの体に茶髪の姿に

和装はどことなく気持ちが悪い


そんな借り物じゃなく木綿や化繊で十分、

洗濯機で洗える着物でいいから

家で着る普段着に

着物を着るような生活がしてみたい

さぞや豊かなで穏やかな暮らしになるにちがいない


     早起き鳥




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ストライプの洋服...!

2016年01月30日 04時34分15秒 | 読書







 洋服で最もむずかしいのは

ストライプなんだ。

それを日本の政治家は

やたらに着たがるんだよ。


僕もストライプ持ってますよ。

だけど、ごく細いものです。

その生地で和服をつくっても

おかしくないくらいでね。


太いストライプというのは

背が高くて肩幅があってという

特別の人でなければ似合わない。

それを日本人は、ちょっと地位ができたり、

金ができたりすると、なぜか着たがる。

不思議なんだよな、あれは。

たいてい似合わないんだ(笑)


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     







 自分の感覚でいえば、

ストライプのスーツ

確かに何本かあるけど

池波先生のように

ごく細いものかシャドーストライプ

太くて観るからに派手なストライプなど

恥ずかしくて着れないし

それにかえって周囲の人に違和感を与えそう


それにスーツだけじゃなく

靴にカバン、そしてネクタイ、

ワイシャツ、タイピンにカフスなどなど

装いにはむずかしいアイテムがたくさんある

それぞれ、個別に見ればどうってことないけど

全体的な装いとして整っていればいいけど

整っている人というのも

なかなか限られているようだ


なんといっても装いする以前の問題、

生身の体を整えねばといつも反省しきり


ただ一番、僕がこだわっているのは靴

靴は、いってみれば車のようなもの

いつも綺麗にワックスが

かかっている車が気持ちいいように

靴もまた同じ、いつも綺麗にして

どこへ行っても気持ちが豊かでありたいものだ


     早起き鳥




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おしゃれ...!

2016年01月29日 04時58分57秒 | 読書







 長髪でもヒッピー風でも何でも、

そういう格好をして本当に似合うかどうか、

まず鏡を見てごらんなさいというんだ。


自分のおしゃれをする、

みだしなみをととのえるということは

鏡を見て、本当に他人の目でもって

自分の顔だの体だのを観察して、

ああ、自分はこういう顔なんだ、

こういう体なんだ、

これだったら何がいいんだということを

客観的に判断できるようになることが、

やはりおしゃれの真髄なんだ。


(でも自分を冷静に

第三者の目で見るとというのは、

なかなかむずかしいですね。

つい、自分では

甘い見かたになってしまって...)


だからそういうことは何も訓練なしで

ただやってるだけじゃなダメでね、

やっぱり、映画を観るとか、

小説を読むとか、


いろんなものを

若いうちに摂取していれば、

自然にそういう感覚というのは

芽生えてくるわけですよ。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     







 最近はヒゲが流行っているのか

無精ヒゲや白髪まじりのヒゲ、

そんな男性が職場にもいる


それにクールビズの影響か

一年中ノーネクタイの人もいる

昨今、だらしないおしゃれが

闊歩しているような気がする


おしゃれが個性と理解して

どんな格好をしてもいいのかもしれないが

周囲の見る側のことも考えて

おしゃれをしてほしいもの


僕の場合は舘ひろしが大好きで

その装いが自分のおしゃれだと

こだわって長年、勤めてきた


正装もカジュアルもスポーツも

まさにきまっている

映画の中のスタイル、装いが

暮らしそのものなのだろう

何と言っても、

裸の体型がおしゃれであるのかも


さて、朝のドラマ

「あさが来た」の出演者

加野屋の新次郎さんに亡くなった正吉さん

この二人の着物姿がたまらない

特に正吉さんの近藤正臣さんは

日常から着物が好きとか

和服での見事な立ち居振る舞いは素敵

キリッとした襟元に座った姿といい、

ピンと伸びた背筋での歩きかたと

すべてに憧れる

僕も大好きな和服、

この年になれば

また和服でお出かけしたいものだ



     早起き鳥




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ズボン...!

2016年01月28日 04時23分15秒 | 読書







 身だしなみとか、

おしゃれというのは

男の場合、人に見せる

ということもあるだろうけれども

やはり自分のためにやるんだね、

根本的には、

自分の気分を引き締めるためですよ。


女優の岡田茉莉子のお父さん、

岡田時彦といえば

往年の素晴らしい二枚目スター。

この人がまだ貧乏だったころ、

洋服が一着しかない。


それで手入れはすごかったそうだね。

アイロンも自分でかける。

しわだらけのズボンを

はいて外へ出るということは

役者としての自分のエスプリが

衰弱しちゃうわけでしょう。

だからやるわけですよ、

一着しかない洋服の手入れを、

全部自分で。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     







 ズボンのこだわりは僕もあった

スキッと前に線がクッキリの

ズボンをはいて出勤

気持ちも姿勢もビシッとする


3本ほどあるズボンをローテーションで回し

夏と冬ものを上手に取っ替え引っ換え

まあズボンというよりスーツ

そして僕の場合はスリーピース


ディスカウントでセール中の

二着目半額というズボンやスーツは

ワンシーズンしか持たないけど

上等のものは丈夫で長持ち

結局は経済的ということ

3着ぐらいを

ローテーションしていれば一生もの

でも体型が変わらなければの話である


さてズボン、ちょっと緩めの

タック付きのものが好きだが

いまはスリムなピッチリとした

ズボンが流行っているようだ

それにズボンと言わずパンツと言う


流行に遅れまいと

僕もスリムなパンツをはくが

どうも落ち着かないというか違和感

やはり自分の気持ちと身体が落ち着く

昔ながらのズボンが一番いい

何と言っても

自分のためのズボンであるべきと思う



     早起き鳥




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うどん...!

2016年01月27日 04時41分15秒 | 読書







 大阪のほうの人が

よく書いているじゃない。

「東京のうどんなんか食えない...」って。

ああいうのが

ばかの骨頂というんですよ。

なにも知らないんです。


確かに東京のうどんは、

ぼくらでもまずいんですよ。

おつゆが辛いんだから。

うどんはやっぱり

上方の薄味のおつゆのほうが

ぼくらでもうまいんですよ。


だけどそれは、

それぞれの土地の風土、

あるいは生活によって

みんな違うわけだからね。

やたらに東京のうどんを

こきおろす大阪の人は

本当の大阪の人じゃないんだよね。


本当の大阪の人は

けっしてそういうことは言いませんよ。

また東京の人も、

本当の東京の人だったら

決して他国の人の食いものの

悪口というのは言わない。


一番いけない、下劣なことだからね。


  「男の作法」
          池波 正太郎 著
     







 うどんは何と言っても

関西の薄味のうどんが大好き

関西で生まれ育った僕には

関西風味のきつねうどんが最高


東京でのうどんは食べたことはないけど

家庭料理でうどんを食べないはずはない

毎日汗水流して働いて帰宅しての晩御飯

今日は忙しかったから簡単に

うどんでもといただく時

薄味のうどんなど食べたくもないだろう

いやでも味こってりの濃い味つけの

うどんが食べたいはず


土地土地の味というのは

その土地の風土や生活の味

他の土地の人が

とやかくいうものではないのかも


東京にしろ大阪にしろ生まれも育ちも

という生っ粋人はなかなか少ない

旅の人が移り住んで

さも自分が生っ粋人のように振る舞うから

なにやらおかしくなる


下町で暮らす昔ながらの人は

どこの土地に行っても

一様に気立てがよくてこころ優しくて

懐の温かい人たち

本当の江戸っ子や浪速っ子は

出しゃばらず、控えめな人たち

そんな人たちのお気に入りの味は

やっぱり、その人たちにしかわからないだろう



時が流れて僕の場合

大好きな食べ物といえば「越前おろしそば」

昔懐かしい、

食べてみたいものといえば「きつねうどん」


     早起き鳥




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