早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

「風無きに浪をおこす...!」

2014年12月31日 04時22分22秒 | 読書








人生も老年期を迎えると

だれしも動きが鈍くなる。

あまり口も効かなくなる。

静かな海に

月が映っているようなものであろう。


そんなところには龍はいないのだ。

「龍有るところには、風無きに浪を起こす。」

というように老年を迎えても

あまり静であっては

自ら自分の存在感を

うすくするだけであろう。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







僕らが幼い頃を思い返せば

けっこう、年寄りが貫禄をもって

幅を利かせていたような気がする


だから早く大人になりたいと思ったし

わざわざ年寄りのような仕草をして

年寄りらしく振る舞っていたような気もする


そして爺さん婆さん達は生き字引として

長老を敬う風潮があったのではなかろうか


でも今は若者が全面に出てリードする時代

長老は早く引退したほうが賢明

という時代なのかもしれない

それに老人イコール認知症みたいな錯覚があって

老いる事へのやっかみが不安をあおる


年齢のことなどにとらわれることなく

社会貢献につとめ

得意な事、大好きな事に没頭して極めるなど

大いに若々しく生きる事

とても大切な気がしてならない


     早起き鳥






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自分の縄で自分をしばるほど馬鹿な...!?

2014年12月30日 04時20分06秒 | 読書








人間は時として

「思い切る」ことが肝要である。

これができないと、

いつまでもぐずぐずと逡巡し

自分を苦しめるばかりで

スキッとした気持ちになれない。


駄目なものは駄目と

みずから断を下す勇気こそ必要である。

いつまでも、なんとかならないものかと

すがりついていても、物事は解決しない。

自分の縄で自分を縛るほどに

馬鹿なことはないのだ。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







最近問題となっている

パワハラ・モラハラ

家庭にあってはDVなど複雑な人間関係は

いろんな難しい感情を生み

自分では解決不能に陥る事がある


大きな組織になればなるほど

メンタルヘルスの必要な人が増え

あらゆる手を施しても

職場復帰する事例はあまり聞かない


ある意味見方をかえれば

先天的に「淡白な人」という諦めのよい人と

「執念深い人」という諦めの悪い人がいるようで


前者はあっけらかんとして

いつも心は晴れやかに爽快

そして後者はいつも曇天

毎日を憂愁に過ごす人


長生きして天寿を全うしている人の話を聞けば

「どんな時もクヨクヨせずおおらかに」

「何とかなるさ...!」

こんな気持ちで暮らしているとか


でも逆に執着心が強くいつも

オドオド、クヨクヨしていると

身体の免疫力が低下し

精神的にも肉体的にも病んでくるのは道理


心に曇りのある人に

声をかける言葉さえ見つからないけれど

笑う事の大切さをこの秋

改めて、知ったというか学んだ


大阪難波、「なんば花月劇場」

吉本新喜劇を楽しんだ日のこと

腹の底から叫ぶように笑い転げながら

笑いは薬にまさる妙薬と悟った


     早起き鳥






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まじめな人にこそ魔が襲う...!

2014年12月29日 06時32分50秒 | 読書








俗に「出る杭は打たれる」とか

「高い樹は風当たりが強い」

というのも同趣であろう。


そうかといって精進努力を

惜しんではならないのである。


ただ、人間界では成功すればするほど

そのぶん妬みを買うのが

世の常というものであろう。


光によってできた陰を厭う必要なない。

むしろそういう場合には身を屈めておけばよい。

逆風に帆を張ることが

さらに船を進めることになる道理であろう。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







まじめにコツコツやっているのに

どうして世間の人はやいのやいのと邪魔ばかり

そんなに人の邪魔をしたり嫌がらせをしたいのなら

怠けている人や努力もせずに生きてる人に

襲いかかればいいのに...!

とそう思ってしまう。


でも何故か悪魔は

まじめな人のところに向かってくる

そしてその嫌がらせも

陰湿で半端ではない


でもそれだけの抵抗勢力という

向かい風にあおられていると

翼を少し拡げるというだけで

あっという間に上昇気流に乗り

ビックリするような仕事の成功を手にしたり

大きな健康を

手にすることができたりするから面白い


出る杭は打たれるけど有り難い

高い樹は風当たりが強いけど有り難い

そしてよりいっそう抵抗勢力が力を増す


この有り難い悪魔にさらされてはいるが

他人に対してはいつも頭を低く礼儀正しく

スポーツマンシップそしてグッドマナー

自己満足に酔うことことなく

精進の道を歩みたいものだ


     早起き鳥






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脚下照顧「脚もとを看よ...!」

2014年12月28日 05時09分46秒 | 読書








部屋の前のスリッパが

向こう向きにきちっと揃えてあるのを見れば

中にどんな人がいるかは見なくても分かる。

履きものに注意を払わないような人は

一事が万事において乱れた人として間違いない。


身体で一番大事なところはどこかといえば

大概の人は頭を指すであろう。

しかし禅から見れば


「一人ひとりの足下に

自分が存在するだけの十分な場がある。」


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







突然、訪問した先のお宅

きちんと整理されいる玄関

家人の履物などは全て下駄箱の中


そんなお宅をお邪魔すると

脱いだ履物はおのずと整えておく

すすめられたスリッパを履いて

客間に通されると

当然ながら趣のある空間が待っている


ところが雑然と

家人の履物が脱ぎ捨てられている玄関

どんな立派な屋敷であろうと

すすめられても上がる気がしない

玄関先で用事をすませ、おいとましたいもの


この違いは家の違い

玄関先の違いもさることながら

日常生活の行儀のこと

履物をきちんと揃えられないようでは

なんとも言い難い


改めて自分の玄関、再点検

今日履く靴に磨きをかけて先ずは脚もとから...!


     早起き鳥






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大人にはできない赤ん坊のできること...!

2014年12月27日 04時56分21秒 | 読書








赤ん坊にできることで

大人にはできないことが二つある。

一つはその純粋な反応である


いちいちそれが

「何であるか」とか「何故か」とか

「如何すればいいか」

というような判断を一切しない。


もう一つは対象物に対する

反応の素早さである。

鏡のように無心に

前のものを受け止めるだけで、

予想とか記憶というような執着がない。


  「生き方。死に方。」 西村 恵信 著
     







愛くるしく、なんとかわいい赤ん坊

人の心を和ませてくれるその笑顔がたまらない

怖い顔をするとワッと泣き出す

ガラガラのおもちゃを差し出すと

ぴたりと泣くのをやめで

満面の笑顔で喜ぶ


こんな機敏で臨機応変な反応

われわれ大人にはまるでできそうもない


なぜそんなことができるのか

なぜそうなるのかと、理屈を考え

どう反応するかを考えて意思表示


「馬鹿じゃないの...!」

なんて口走ってしまう。

でもこの判断はえてして自己中心的

おのずとひずみが生じるのも当然


でも赤ん坊にはそんなひずみなどみじんも無い

怖いモノは怖い、嬉しいモノは嬉しい

イヤなモノはいイヤなのである

自己中心的な煩わしい心の汚れなどみじんも無い

純粋な感覚的反応があるだけである


これからどんどん老いていく身

汚れきった自己中心的なエゴをすて

赤ん坊の心にすこしずつ

変わっていきたいものである


     早起き鳥






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